出社したいが約78%! コロナ収束後に求める働き方とは?
イケア・ジャパンが、全国の週1日以上テレワークを行っている会社員600名を対象に「オフィスでの働き方」に関するアンケート調査を実施しました。
調査結果
調査対象にテレワークにメリットを感じているか質問したところ、「メリットを感じている」が約90%、「特にない」が約10%で、テレワークを実施されていた方のほとんどがメリットを感じていることが分かりました。
メリットを感じる理由としては、「通勤や異動にかかる時間が削減できる」が最も多く、その他「時間を柔軟に使って仕事ができる」や「気分転換がしやすい」、「人間関係のストレスがなくなる」などが続きました。
反対に、テレワークにデメリットを感じているか質問したところ、「デメリットを感じている」が約85%、「特にない」が約16%という結果に(※)。メリットを感じる反面、デメリットも同じだけ感じている方が多いようです。
特にデメリットとして多く寄せられたのは、「運動不足になる」という意見。四六時中家の中にいると体を動かすタイミングはなく、自発的に体を動かさないと運動不足になってしまいますよね。
その他、「仕事のON/OFFの切り替えがしづらい」「部下、チームの動きが見えづらい」「在宅時間の増加のため光熱費が高くなる」などの点もデメリットであると多くの方が感じているようです。
(※)四捨五入の関係で100%にならないことがあります
そして、新型コロナウイルス感染症拡大収束後どのくらいの頻度で出社したいかという質問に対しては、「出社したいと思わない」が約22%、「出社したいと思う」が約78%となりました。
「出社したいと思う」と回答した方の中で内訳を見てみると、「1週間に3日」が約20%でもっとも多く、続いて第2位が「1週間に2日」が約14%という結果に。
その理由としては、「同僚とのコミュニケーションの円滑化のため」や「同僚との雑談ができるから」などが寄せられ、テレワークにメリットを感じつつも、オフィスに出社して同僚とコミュニケーションを取り、心を通わせたいという思いがあることが伺えました。
新型コロナウイルス感染症拡大収束後も、出勤日の半分程度がテレワークとなるかたちで継続されることが、私たちにとって“ちょうどいい働き方”なのかもしれません。
調査概要
調査エリア:全国
調査対象:週1日以上テレワークを実施している中小大企業社員(600名)
調査期間: 2021年10月5日(火)~10月7日(木)
(マイナビウーマン編集部)
※この記事は2021年11月05日に公開されたものです