お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

フリーランスは誰でもなれる!? “好き”を仕事にする人の働き方を調査

#おしごとニュース

デイトラは、全国のフリーランスを対象に、「フリーランスの働き方」に関する調査を実施しました。

働き方の多様化により、会社や組織に属さず個人で仕事を請け負う「フリーランス」という形が増えてきている今。会社員として働いていても、将来は独立して自由に働きたいと考えている人もいるのではないでしょうか。

しかし、興味はあってもフリーランスとしての働き方に不安を感じる方もいるはず。実際にフリーランスとして働いている人が、現在どのような働き方をしているのか、調査結果で明らかになりました。

調査結果

まずはじめに、フリーランスになったきっかけを聞いたところ、以下のような回答がありました。

・会計処理のスキルを身に付けたくて経営者の方に相談に乗ってもらい、フリーランスとして開業した(20代/女性/飲食関係/鳥取県)
・ずっと会社勤めをしているうちにマイペースに働きたいと感じるようになったから(30代/男性/デザイナー/東京都)
・婚約を機にフリーランスに。彼の仕事の都合に合わせると、フルタイム(月~金、固定の時間、時間が読めない残業)が厳しく、自分で仕事量も時間も決められる働き方が良かったため(30代/女性/翻訳校正者/愛知県)

それぞれの回答を見ていると、きっかけはなにか特別な理由があったわけではなく、家庭や会社、個人的な事情が多いことが伺えます。

次に、実際にフリーランスで働いている人に、職種を聞いたところ、「ライター(10.2%)」「デザイナー(8.3%)」「コンサルタント(7.8%)」と続く結果となりました。さまざまな職種がありますが、約4割以上がIT関係に就いていることが分かります。

続いて、「フリーランスとしてどこから初受注しましたか?」と質問したところ、「元々の取引先(26.4%)」と回答した方が最も多く、次いで「知人(24.4%)」「紹介(17.3%)」「クラウドソーシングサイト(11.2%)」「新規営業先(9.5%)」と続きました。

元々の取引先や知人の紹介といったコネクションのない場合は、クラウドソーシングサイトを頼る人が多いことが伺えます。

フリーランスといえば、働く時間を自分で調整できるというイメージがあるのではないでしょうか。そこで、実際の1日あたりの労働時間を聞いてみたところ、「3時間未満(16.1%)」「3時間以上6時間未満(34.6%)」「6時間以上9時間未満(35.6%)」「9時間以上(13.7%)」という結果となりました。

6時間未満の方が全体の半数近くを占めていることから、一般的な会社員と比べると労働時間はやや短いといえます。

さらに、気になる収入についても質問してみたところ、「200万円未満(43.3%)」と回答した方が最も多く、次いで「200万円以上400万円未満(27.7%)」「400万円以上600万円未満(14.3%)」「600万円以上800万円未満(5.9%)」「800万円以上1,000万円未満(3.8%)」「1,000万円以上(5.0%)」と続きました。

フリーランスの職種や労働時間、収入が明らかになりましたが、フリーランスになる前についても調査を実施。

「フリーランスになるまでの勉強期間を教えてください」と質問したところ、50%弱の人が「2年以上(48.8%)」と回答しており、「半年以上1年未満(7.9%)」「1年以上2年未満(7.3%)」という結果に。

約3割が3か月未満という短期間の一方で、2年以上と非常に長くかかった人も半数近くいることが分かりました。

最後に、「フリーランスとして働く上での満足度を教えてください」と質問したところ、「とても満足している(25.3%)」「ある程度満足している(52.2%)」となり、好きなことを仕事にできるフリーランスに対し、7割以上が満足しているという結果になりました。

コロナの影響で、どこでも仕事ができる時代となり、今後の働き方について考えている人も多いのではないでしょうか。選択肢のひとつとして、フリーランスという考えもあるのかもしれません。

調査概要

「フリーランスの道」に関する調査
調査日:2021年10月20日
調査方法:インターネット調査
調査人数:1,028人
調査対象:全国のフリーランス
モニター提供元:ゼネラルリサーチ

(マイナビウーマン編集部)

※この記事は2021年11月05日に公開されたものです

SHARE