【難読】“えん”だけじゃない! 「縁」の別の読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「縁」の読み方です。
“えん”以外の読み方って? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「縁」の読み方は?
「縁」は“えん”と読み、めぐりあわせやきっかけといった意味合いで使う言葉ですよね。
しかし、“えん”以外の読み方というと、想像できない人もいるかもしれません。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ゆかり”とも読みます。
「縁」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「縁」の意味は以下のように解説されています。
ゆかり【▽縁/所=縁】
1 なんらかのかかわりあいやつながりのあること。因縁。「縁 (えん) も―もない」「文豪―の地」「―の者を頼って上京する」2 血縁関係のある者。親族。縁者。
「おのが―、西東合はせて六百人ばかり」〈宇津保・藤原の君〉3 《「ゆかりじそ」の略》梅干と一緒に漬け込んだ紫蘇 (しそ) の葉を乾燥させて粉にしたもの。飯にふりかけたりする。
「縁もゆかりもない」という言葉を聞いたことがある人も多いですよね。「ゆかり」はひらがなで見ることが多いですが、漢字で書くと「縁」となるんですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「縁」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。聞き馴染みのある言葉ですが、意外と漢字を知らなかったという人も多かったかもしれません。
同じ漢字ですが、いろいろな読み方ができるのが漢字のおもしろいところですよね!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年10月13日に公開されたものです