スニーカーの洗い方。キャンバス生地・レザー・合皮など素材別に解説
お気に入りのスニーカーが汚れてしまった時、きれいに洗いたいですよね。今回は、キャンバス生地・レザー・合皮などの素材別にスニーカーの洗い方を写真つきで分かりやすく解説。自宅で簡単にできる方法を紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
日々活躍するスニーカーですが、お気に入りであればあるほど活躍シーンも多く、汚れやすいものです。
お気に入りのスニーカーは、定期的に洗っていつまでもきれいに使いたいですよね。
本記事では、キャンバス生地・レザー・合成皮革のスニーカーといった素材別の洗い方について写真つきで分かりやすく紹介します。
キャンバススニーカーの洗い方
まずは、キャンバススニーカー(綿や麻などを使用した厚手の素材のもの)の洗い方を紹介します。
どちらも白いスニーカーなので、汚れが気になってきました。早速洗っていきましょう。
用意する物
キャンバススニーカーを洗う時に用意する物は以下の9つ。
・汚れたスニーカー
・中性洗剤
・ぬるま湯
・スニーカーが入る大きさのバケツや桶
・ブラシ
・メラミンスポンジ
・重曹
・タオル
・ハンガー(あれば)
上記に加えて、白色のスニーカーをより白くしたい人は漂白剤を用意するのもおすすめ。
ちなみに今回は、洗濯用洗剤で洗ってみます。もちろんスニーカー専用の洗剤でも大丈夫です。100円ショップにもスニーカー用の洗剤が売られていますので、そちらを購入しても良いでしょう。
キャンバススニーカーを洗う手順
(1)ブラッシング、靴ひもを外す
まずは、ブラシを使ってホコリやゴミを取り除いておきましょう。
シューレース(靴ひも)は外しておきます。シューレースにこだわりの通し方がある場合は、外す前に写真を撮っておくと良いでしょう。
(2)30分程度つけ置きする
バケツや桶などにぬるま湯を入れ、その中に洗剤と重曹を溶かします。写真の桶に、キャップ1杯の洗剤と大さじ2杯ほどの重曹を入れました。
重曹には消臭の効果が期待できますので、スニーカーの気になるにおいも消してくれます。
スニーカーとシューレースを入れ、しばらくつけ置きをします。今回は30分ほど置きました。
また今回は使いませんでしたが、つけ置きをする際にキャップ1杯ほどの漂白剤を一緒に入れても良いでしょう。
時々上下を返すなどして、スニーカーが洗剤液にまんべんなくつかるようにします。
(3)汚れの部分をブラシでこする
30分間ほどつけ置きをしたら、だいぶ汚れが浮いたようです。その後、汚れが気になる部分をブラシでこすり洗いします。
ソールなどのラバー部分は、メラミンスポンジを使って洗いました。シューレースはもみ洗いをします。手荒れが気になる場合は、ビニール手袋をすると安心です。
(4)洗剤をすすぐ
ひと通り洗い終わったら、洗剤をすすぎます。きれいなぬるま湯に換えて、洗剤が残らないよう、十分にすすぎ洗いをしましょう。
完全に洗剤を落とせたら、すすぎの完了です。干す前にできるだけ水気を切りたいので、スニーカーの中に丸めたタオルを詰めて、20分ほどそのまま置きました。
シューレースは、手で水気を軽く絞ります。
(5)形を整えて干す
ある程度水気を切れたら、干します。今回は、100円ショップで購入したハンガーを使って干しました。風通しの良い日陰で、形を整えて干します。
シューズ干し用のハンガーがない場合には、針金ハンガーの両側を曲げて使ったり、物干し竿の端にスニーカーを引っ掛けたりしても干せるでしょう。
また壁などに立て掛けて干すことも可能ですが、その場合には履き口を下にして干します。
ここでは、しっかりと完全に乾かすことが重要です。気温や湿度にもよりますが、1日では乾かない場合も。乾かない場合は、2~3日置いて乾かしましょう。
このように、きれいに洗い上がりました。メラミンスポンジを使用したからか、ラバー部分の汚れも落ちて大満足です。
2足ともきれいになりました。最後に、シューレースにアイロンをかけて、元通りにシューズに通して完了です。