「フラグ」の意味とは? 語源や使い方を解説
「フラグ」を用いた表現と例文
続いては、「フラグ」を使ったいくつかの表現を紹介します。
(1)「フラグが立つ」
「フラグが立つ」は、元々プログラミング用語として使われていた表現で、指定の条件が満たされたことを意味します。
そこから派生して、この後の展開について何かしらの前触れがあった時に「フラグが立つ」として使うことがあります。
例文
・定時まであと1時間なのに、急ぎのタスクを依頼されて、残業のフラグが立った。
(2)「○○フラグ」
「フラグ」を使った表現の中で、特に汎用性が高いのが「○○フラグ」。
○○の部分には、今後の展開を予測する言葉が入ります。
例えば、「死亡フラグ」「負けフラグ」「恋愛フラグ」などがあります。
例文
A)この前知り合った彼のことが、最近気になるんだよね。
B)もしかして、恋愛フラグ?
(3)「フラグ回収」「フラグが折れる」
フラグから予想された展開どおりになった時、「フラグ回収」を使います。
また、フラグから予想した展開がはずれた時は、「フラグが折れる」といいます。
例文
(1週間前)
A)気になる彼から、食事に誘われたんだよね。
B)もしかして、告白フラグじゃない?
(1週間後)
A)例の彼に告白されて付き合うことになったよ!
B)おー! フラグ回収したね、おめでとう!
「フラグ」を使って幅広い表現をしよう!
「フラグ」とは、伏線や前触れを意味する言葉。
マンガやアニメ、ゲームなどに限らず、日常生活の会話でもさまざまな場面で応用しやすい表現です。
意味や使い方をマスターして、ぜひ使ってみてくださいね。
(kirara)
※画像はイメージです
※この記事は2021年09月06日に公開されたものです