「熱盛」って何? 放送事故の元ネタや使い方
「熱盛」の使い方
「熱盛」は盛り上がったシーンを表すと言っても、実際にどんな場面で使われるのか、いまいちイメージできていない人も多いはず。
ここでは、「熱盛」が使われる場面や使い方を紹介していきます。
(1)盛り上がったことに対して使う
「熱盛」は元々プロ野球をはじめとするスポーツなどで使われていましたが、SNSなどでスラングとして使う場合はどのようなことに対しても当てはめることができます。
そのため、何か盛り上がっている出来事や、自分の気持ちの高まりを表す際に「熱盛」を使いましょう。
また、基本的には「熱盛」だけで使用します。
「熱盛だった」のような表現だと本来の面白みや勢いが消えてしまうため、「熱盛!!!!」「アツモリィッ!!!!」のように、番組での掛け声と同様、勢いの良さを表現して使われるのが一般的です。
(2)「失礼しました」を加えて冷静さを表現
「熱盛」の特別な使い方として、「失礼しました。熱盛が出てしまいました」という表現があります。
これは、先ほどの放送事故の際、キャスターが咄嗟の対処として発した言葉。
ここから派生し、全く盛り上がっていないことに対して「熱盛」を使ったり、高ぶった気持ちをよりユーモラスに表現したりする時は、「熱盛」と表現した後に「失礼しました。熱盛が出てしまいました」をつけて使うパターンも使われます。
「熱盛」で盛り上がりをしっかり表現しよう!
「熱盛」は、元々の意味は変わらなくても、使えるシーンが広がっており、汎用性の高い言葉として活用されています。
ただし、ネタの要素が強い言葉のため、厳格な場などでの使用はNG!
仲の良い友達と過ごすフランクな場やSNS上で、「熱盛」を使いながら会話を盛り上げていきましょう。
(kirara)
※画像はイメージです
※この記事は2021年08月28日に公開されたものです