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感情的にならない10の方法とは? 感情的にならない人の特徴

大西みき

感情的にならないための10の方法

感情的にならないためには、どのようなことを心掛けるべきなのでしょうか。

感情的にならないための方法を紹介します。

参考記事はこちら▼

イライラを抑える方法も併せてチェックしておきましょう。

(1)怒りのピークが過ぎるのを待つ

感情的になりそうな時は、その場を一度離れる、あるいは深呼吸をするなどして冷静になるための時間を作りましょう。温かい飲み物で気持ちを落ち着かせるのもおすすめです。

このようにして気持ちを切り替えることで、興奮や感情が抑えられ、勢いに任せた言動を防げます。

(2)客観的な視点を意識する

感情に流されている時は冷静な判断が難しく、自分にばかり意識が向かいがちです。

自分が感情的になっていることを客観的に認識し、相手の気持ちや周囲への影響、周りから見た自分の印象などを想像してみましょう。

日頃から客観的な視点を意識しておくと、1つの考え方や感じ方にとらわれている自分自身に気づくことができるので、感情をコントロールしやすくなります。

(3)相手の話を受け入れる

相手の話はとりあえず最後まで聞いてみましょう。自分とは異なる考え方を受け入れることで、自分の考えの偏りに気付くこともあります。

感情的になりやすい人は、自己中心的な考え方をしやすく、相手の話が受け入れらないためストレスを感じます。

自分の偏った思考を見直し、そのままの相手を認めて割り切ることが必要です。

(4)感情を文字にして整理する

怒りをため込んでも状況は変わりませんし、ストレスになるだけです。

対策として、ネガティブな感情を紙に書き出してみましょう。嫌な出来事や不満などを全て吐き出すと感情を整理しやすく、気分がすっきりします。

また、紙に書いて自分の感情を見つめ直すことで、感情的になってしまう理由や状況の把握にも役立ちます。

(5)自分や他人に期待しすぎない

100点を取れなくても、80点くらいの結果を出せれば十分だと考えましょう。

完璧を目指しすぎると、達成できなかった時に不満を抱えやすくなります。

また、何かに取り組む度に挫折を感じ、自分に自信が持てなくなるので感情のコントロールが難しくなります。

完璧な人などいないことを理解し、自分や他人に対するハードルを下げれば、イライラする機会が減るはずです。

(6)断ることを恐れない

納得できないことや我慢できないことは、恐れずに断るべきです。

NOと言わずに良いように利用され続けるとストレスがたまるだけ。我慢のし過ぎは感情的になるきっかけを作ります。

ただし、断る時の言い方には注意が必要です。

「すみませんが……」「心苦しいのですが……」といったクッション言葉を利用するなど、相手を傷つけない丁寧な言葉遣いを意識しましょう。

参考記事はこちら▼

断り方のコツを心理カウンセラーの小日向るり子さんが解説します。

(7)自分の性格を理解しておく

怒りを感じた時にその場面や理由をメモしておくなどして、自分がどのような時に感情的になりやすいのかを把握することも重要です。

自分が感情的になりやすいポイントを知って認めてしまえば、相手の言動も冷静に受け止めることができるので感情的になるのを防げます。

(8)自分へのご褒美を用意する

テンションが上がるようなご褒美を用意し、気分の落ち込みを防ぐのも感情的にならないための方法の1つです。

例えば「1週間仕事を頑張ったら、週末はおいしいディナーを食べに行く」など。「頑張ればご褒美がある」と分かっていれば、ネガティブな感情に引きずられません。

気が進まない予定がある日やネガティブな感情に支配されそうな時に最適な方法です。

(9)自分自身を愛する

現在の自分を受け入れ、自分が満ち足りていると感じると安心感につながり、ストレスを感じにくくなります。

日常の小さなことで良いので、幸せを見つけるようにしてみましょう。

「どんな結果でも頑張った自分を褒める」のも効果的です。

こういったことの積み重ねが、自分自身を愛することにつながります。

参考記事はこちら▼

自分を愛する方法をエバンジャリストのマドカ・ジャスミンさんが解説します。

(10)自分の成長を信じる

失敗やうまくいかない時期も「自分の成長には必要なこと」と受け入れましょう。「自分は乗り越えられる」と信じることも大切です。

このように失敗を受け止められると感情も安定し、困った状況であっても焦って感情的になることなく対処できます。

▶次のページでは、感情をコントロールするのに役立つおすすめの本を紹介します。

次ページ:感情的にならないためのおすすめ本

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