【第5回】ブラウン以外のアイシャドウを使ってみたい
「#ササメイク」で注目を集めるヘアメイク・佐々木一憲さんに、マイナビウーマン読者アンバサダー「はたらくmuse」がメイクのお悩みを質問! 毎日のメイクに活かせるテクニックを回答していただきます。連載第5回は「ブラウン以外のカラーアイシャドウの使い方」について教えてもらいました。
今回のお悩み「ブラウン以外のアイシャドウを使ってみたい」

定番のブラウン系アイシャドウばかり使ってしまい、マンネリ気味……。ブラウン以外でオフィスメイクに使えるカラーってありますか?
華原萌/メーカー・広報
Answer「ブラウンに近い色味のカラーからチャレンジしましょう」
(写真左から)CHANEL レ キャトル オンブル 354 ウォームメモリーズ 7,590円、KANEBO レイヤードカラーズアイシャドウ 03 Russet Brown 3,000円(ケース別売)
普段ブラウンをお使いの方がいきなりカラーメイクを取り入れると、自分の中で違和感が出たり、うまく顔に馴染ませられなかったり……と、バランスの良いメイクにするのが難しいので、まずはブラウンから近いオレンジ系やローズ系、赤み系などのブラウンニュアンスがあるアイシャドウを使うのが良いと思います。
そうすると今までのメイクから遠すぎないけどちょっと違う、といった感じに雰囲気を変えられますよ。
今回はローズ系のアイシャドウで手順を紹介します。
(1)ベースカラーを入れる
まずはパールの入ったベースカラーをアイホール全体に入れていきます。この時、ホワイトなどの明るいカラーを入れるとメイク初心者にはグラデーションをつくりにくくなってしまうので注意!
今回はCHANELのパレット右上に配置されているくすみローズを使いました。
(2)目のキワに締め色を入れる
次に目のキワから上に向かって締め色をぼかしていきます。この時、ふんわりとぼかせるブラシを使うのがポイントです。毛足の長いブラシでぼかしていくことで自然なグラデーションになります。
(3)2色をMIXして目の下に入れる
最後に、(1)で使用したカラーと(2)で使用したカラーを混ぜ、細いブラシで下まぶたに入れていきます。下まつ毛のキワを埋めるように、細く入れるのがコツです。
完成
ローズ系アイシャドウを使っても、ブラウン系アイシャドウを使ったセルフメイクと同じように、目もとになじむ仕上がりに!
ツヤと立体感が出て、目もとに自然な陰影ができました。
今回のまとめ
- 「崩れない」より「お直ししやすい」が大切!
- 何によって崩れているかを見極めよう

ローズ系アイシャドウを使っても腫れぼったくならないのが驚きでした。締め色をキワに優しく入れると、目もと全体が優しい印象になるんですね。今後、アイシャドウの色はもちろん、アイシャドウブラシにも注目してみようと思います!
(監修:佐々木一憲、写真:三浦晃一、取材・文:照井絵梨奈/マイナビウーマン編集部)
※この記事は2021年08月21日に公開されたものです