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夏至とはどんな日? 夏至の食べ物や風習も紹介

佐矢りん(sayareen)

夏至の風習は?

冬至には柚子風呂に入る風習がありますが、夏至には、特別全国的に行われている行事や習慣はありません。

ただし、夏至祭というお祭りがある地域があり、特に、三重県の二見興玉(ふたみおきたま)神社で毎年行われる夏至祭が有名です。朝3時半から祭典が始まり、日の出に禊行事が行われます。

二見興玉神社には、海面から飛び出して見える夫婦岩があります。夏至前後の早朝には、この夫婦岩の間から太陽が昇る美しい瞬間が見られます。

世界的には、夏至と冬至の両方にキャンドルナイトが行われます。

キャンドルナイトとは、カナダで始まった環境問題を考えるためのイベントです。電気を消して代わりにキャンドルを使い、省エネや省電力を呼びかけます。日本では、東京タワーや増上寺のキャンドルナイトが人気です。

他にも、ヨーロッパでは、6月24日の聖ヨハネの日と合わせて夏至が祝われたり、魔除けのために火を焚いたりします。

また、特に日照時間が長くなるスウェーデンやフィンランドなどの北欧では、夏至祭は1年の中で特に重要なイベントの1つです。

広場で歌って踊ったり、お酒を飲んだりして、朝まで盛大に祝います。夏至祭の前から休暇を取って、家族や友人と旅行に出かける人もいるそうです。

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