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「重ね重ね」の意味は? 使い方や類語などを解説

Sai

「重ね重ね」を使う上での注意点

お礼やお詫びの気持ちを表現するだけでなく、クッション言葉にもなる「重ね重ね」。

使い勝手の良い言葉ですが、誤用してしまうと、かえって悪い印象を持たれることもあるでしょう。

そこでここからは、「重ね重ね」を使う上での注意点を解説します。

「重ね重ね」は忌み言葉

フォーマルなシーンでも使える「重ね重ね」ですが、実は結婚式やお葬式で使用を控えるべき「忌み言葉」であり、慶事や弔事の際に使用することはできません。

「重ね重ね」のような「重ね言葉」は縁起が悪く、冠婚葬祭の場で使うと失礼な印象を持たれてしまいます。

結婚式のスピーチなどで使うことのないよう、十分注意するようにしましょう。

ビジネスメールでも使える?

重ね重ねは、ビジネスメールで使うのにもふさわしい言葉です。例えばメールの締めくくりに「重ね重ねよろしくお願いいたします」といった形で使われます。

目上の相手にも使える?

重ね重ねは丁寧な表現なので、目上の相手や取引先などに対して使える言葉。しかしやや堅い表現なので、「度々」や「繰り返しとなりますが」といった言葉に置き換えられることもあります。

例えば「重ね重ねお詫び申し上げます」は、取り返しがつかないような重大な場面での謝罪にふさわしい言葉だと言えるでしょう。

意味や正しい使い方を理解しよう

ビジネスメールや文書などでよく見る「重ね重ね」という言葉。

取引先や顧客と円滑なやり取りををするために欠かせない表現ですが、正確な使い方が分からない人は少なくないでしょう。

しかし、「重ね重ね」の意味や場面に応じた使い方を理解すれば、使いこなすことはそこまで難しくありません。

「重ね重ね」の類語や使用上の注意点なども併せて把握しておき、職場などで自信を持って使えるようになりましょう。

(Sai)

※画像はイメージです

※この記事は2021年08月03日に公開されたものです

Sai

旅行会社で5年間コンサルタントとして働いた後、フィリピンやオーストラリアでの滞在を経てフリーライターに。国内外で働いて得た知識や、婚活・国際恋愛・国際結婚などの経験を元に、恋愛や結婚関連、ビジネス系コラムなどに関する記事を多数執筆中。

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