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「重ね重ね」の意味は? 使い方や類語などを解説

Sai

「重ね重ね」の類語

言葉の意味をより深く理解したり使い方のポイントを把握したりするためには、類語を知ることが効果的です。

「重ね重ね」にも似た類語がいくつかあるので、それぞれの意味や「重ね重ね」との違いを確認しておきましょう。

(1)重々(重重)

「同じことを何度も繰り返すさま」を表す「重々(重重)」という言葉。

「重ね重ね」とニュアンスが似ており、言い換えられるケースも多々あります。

しかし、「重々(重重)」は「十分に」という意味も持っており、この意味で使われる場合は「重ね重ね」に置き換えることができません。

例えば、「重々承知しております」というフレーズは「十分に知っている」という意味になるため、「重ね重ね」で代用できないことを覚えておきましょう。

(2)くれぐれも

「くれぐれも」は、何度も心を込めて依頼をしたり忠告をしたりする時に使用する言葉です。

同じようなことを繰り返したり念入りに相手に依頼をしたりする意味合いの言葉であるため、「重ね重ね」と混同してしまう人は多いでしょう。

しかし、「重ね重ね」があくまでもお礼やお詫び、念押しをする時などに使う言葉である一方、「くれぐれも」はアドバイスをしたり警告をしたりする時にも使う言葉となります。

例えば、「くれぐれもお忘れにならないように」などという場合は「重ね重ね」で言い換えることはできません。

それぞれの言葉のニュアンスをよく理解し、使い分けられるようにしておきましょう。

(3)度々(たびたび)

何度も繰り返し行われるさまを表す言葉で、「重ね重ね」と同じ意味で使われる類語の1つです。

例えば、何度も同じ案件について質問する時に「度々申し訳ありません」「度々のご質問となり大変恐縮ですが」といった前置きをすることがあります。

次ページ:「重ね重ね」を使う上での注意点

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