#4「なんとなく同じ匂いを感じました」
「ラブスペル」とは、意中の彼の心をつかみ恋を叶えるフレーズ。そんなフレーズを、恋愛コラムニストの浅田悠介さんが使い方や効果と併せて紹介します。
ラブスペルとは恋の呪文のこと。恋を叶えるフレーズです。
難しい恋の理屈は置いておいて。ひとまず英会話のように「フレーズから恋を学ぼう」というわけですね。心理学を用いて導き出したものなので強力ですよ。
好きな人の前でラブスペルを唱えてみれば、彼の反応がきっと変わるはず。
さあ、恋の魔法をかけてみない?
恋を叶える魔法のフレーズ
ラブスペルNo.4
「なんとなく同じ匂いを感じました」
この言葉の効果
このラブスペルで、相手に親近感を抱かせることができます。
恋を叶えるには、まず相手と打ち解けなくてはなりません。
そのために効果的なのが“私達は同類ですよ”と感じさせること。本能的に仲間だと判断すると、心地良さを感じるからです。
初対面の相手と話をしていて、出身地が同じだったり、共通の友人がいたり、同じ国に旅をした経験があったりすると、急に親しみを感じますよね。それと同じことです。
仲間として受け入れられると、その後の恋愛に有利になります。メッセージの返信も来やすくなりますし、デートに誘ってもOKされる確率が上がるでしょう。
じわりと恋愛を成功に導くラブスペルなのです。
ラブスペルの使い方
このフレーズは、出会いの序盤に唱えましょう。
初対面のうちに唱えるのがコツ。お互いの関係性が定まらないうちに唱えると、比較的簡単にこちらの好きなように関係性をコントロールできるから。一気に良い関係に持ち込むことも可能だということです。
また、このフレーズは会話のどこにでも挟み込めます。
話の流れで彼の好みが分かった時に「なんとなく同じ匂いがしたから」と理由づけるように唱えてもいいでしょう。
また、別れ際に「同じ匂いがしました」と、出会いの感想を述べるように伝えることもできますね。
それを伝えた時、二人の間にどんな空気が広がると思いますか? その空気を育てるのが、恋を叶える近道なのですよ。
“ほのめかし”こそ恋愛の極意
このフレーズを伝う上でのコツは、「同じ匂いがしますよね?」と相手に同意を求めないこと。
質問の形にすると否定される可能性が生まれるから。
だからこそ、このラブスペルでは主観を述べる形をとっています。ゆえに否定されることなく、ほのめかすように「そうなのかも……」と、親近感を抱かせることができるのです。
ストレートに語るのではなく、ほのめかすこと。これが恋愛の――コミュニケーションの――極意になります。
(文:浅田さん@令和の魔法使い、イラスト:塚由叡)
※この記事は2021年07月29日に公開されたものです