「不徳の致すところ」とは? 意味や謝罪文での使い方を解説
ビジネスメールで使える謝罪文例
では、「不徳の致すところ」を用いて、ビジネスメールで使える謝罪文の具体的な例を見ていきましょう。
件名:○○のお詫び
○○株式会社 ○○部 ○○課
○○様
平素より大変お世話になっております。
株式会社○○の△△(フルネーム)でございます。
この度は○○の件で多大なご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ありません。私の管理不行き届きによりこのようなトラブルを起こしてしまい、不徳の致すところでございます。
今後は同じことを二度と繰り返さないよう、全身全霊で臨む所存です。
どうぞ、変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
大変恐縮ではございますが、取り急ぎメールにてお詫び申し上げます。
取り返しのつかないような大きな失敗に対する謝罪メールは、ミスを文章で認めてしまうことになり、記録に残るのが注意点。自己判断で送信てしてしまうと会社の損失を大きくするばかりか、責任問題に発展することもあります。
上司への報告と相談の上、こうした謝罪メールを用いてくださいね。
「不徳の致すところ」を用いてきちんと謝罪しよう
「不徳の致すところ」は、大きな失敗などを謝る表現で、とても深い謝罪の気持ちを表す時に使います。
しかし、直接的な謝罪の言葉ではないことや、仰々しい表現であることから、使い方やシーンによってはきちんと気持ちが伝わらないことも。
そのため、きちんと意味や使い方をマスターして、適切に「不徳の致すところ」を使うようにしましょう。
(kirara)
※画像はイメージです
※この記事は2021年07月28日に公開されたものです