お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

HIITは毎日やっても大丈夫? 適切な頻度と注意点を解説

山内佑太郎(キックボクサー/トレーナー)

HIITを毎日行うデメリットはある?

HIITは毎日やっても問題はありませんが、運動初心者さんが無理をして毎日行ったり、慣れている人でも同じ部位ばかりを鍛えていたりするとデメリットが発生する可能性があります。

(1)トレーニングの効率が落ちやすくなる

HIITで筋肉に高い負荷を掛けると筋線維の一部が破断され、これが修復される際に筋力が上がりやすくなります。この現象を「超回復」と言います。

筋肉が修復されるには、2~3日の期間が必要といわれています。筋肉が修復される前に無理をしてHIITを行うと、疲れがたまってトレーニングの効率が落ちやすくなってしまうのです。

(2)けがをするリスクが高くなる

HIITは短時間のトレーニングとはいえ、高負荷の運動を全力で行うトレーニング方法です。

疲労がたまっている状態で無理にHIITをすると、トレーニングのフォームが崩れがちに。正しいフォームで行わないと思わぬところに負荷が掛かかってしまい、けがや痛みを招くことがあるのです。

(3)モチベーションが低下しやすくなる

HIITに限らず、運動は継続して行うことが大切。短期間で痩せようとしたり、ボディメイクをしたりするのは難しいでしょう。

無理をして毎日HIITを行うと、常に疲れた状態でモチベーションが下がりがちに。結果、短期間でHIITをやめてしまい、効果が半減してしまうかもしれません。

HIITを長期間続けられるように、適切な休息を取ることが大切です。

次ページ:HIITの効果を正しく得るために注意すべきこと

SHARE