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「浅慮」の意味とは? 正しい使い方や類語、四字熟語を解説

上色ゆるり

「浅慮」の対義語は「深慮(しんりょ)」

「浅慮」の対義語は、「深慮」が挙げられます。

「深慮」とは、「物事を深く考えること」「深い考え」を指します。「考えが浅いこと」「浅はかな考え」を指す「浅慮」とは、正反対の意味を持つ言葉です。

「深慮」を使った、「深慮遠謀」という四字熟語もあります。深く考えた上で将来を見据えること、という意味で「浅慮」を使った四字熟語「浅慮遠望」の対義語にあたります。

どちらも「えんぼう」という同じ読みの単語が入っていますが、「浅慮」には「遠望」、「深慮」には「遠謀」というように、使う漢字が違うので注意しましょう。

時と場合を見極めて「浅慮」を正しく使おう

「浅慮」という単語は、ネガティブなニュアンスが含まれているので、むやみに使うのは推奨できません。使い所によっては、誰かを傷つけてしまったり、失礼な発言になってしまったりすることもあるでしょう。

ですが、適切に使えば役に立つ言葉でもあります。

謝罪の時や意見を述べる時に使えば、謙虚で誠意のある姿勢を示すことができます。また、浅はかな考えを指摘することで、部下や後輩への教育に役立つ場合もあります。

どのような時にどのような意図で使うべきか、正しく見極められるようになるためにも、言葉の意味と使い方をきちんと把握しておきましょう。

(上色ゆるり)

※画像はイメージです

※この記事は2021年07月19日に公開されたものです

上色ゆるり

アパレル販売員歴8年、元アパレル店長のフリーライター。接客や人材育成で得た経験を元にファッション、美容、ビジネス系コラムを中心に執筆中。 アパレル時代にお客様、スタッフから寄せられた恋愛相談は数多く、恋愛系コラムも得意とする。自信がありそうに見えて実はコンプレックスまみれの為、「少しでも多くの人に自信を持ってもらえるように。」と願いながら、日々文章を書き綴る。

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