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ストループ効果とは? 意味と事例をわかりやすく解説【心理学用語】

服部希美(心理カウンセラー)

日常生活でストループ効果を活用するには

ストループ効果による違和感はストレスにつながるため、矛盾を感じる情報はスルーされやすくなってしまいます。

例えば仕事で企画書を作成する時、ストループ効果が起きないよう、文字の色や装飾、差し込む画像、文字色などをチェックしてみましょう。

「繊細さ」「柔らかさ」を押し出したい商品の企画書を作る場合は、配色をパステル系統にしてみると良いかもしれません。資料ができたら、一度プリントアウトをして読み直したり、他の人に感想をもらったりしてみましょう。

また、ストループ効果を逆手に取って、あえて印象に残すという手法もあります。画像や色からは想像がつかないようなキャッチフレーズにすることで、読み手の想像力をかき立てるのです。

ストループ効果を日常に活かそう

今回は心理学用語である「ストループ効果」を紹介しました。

仕事や日常生活においてストループ効果を意識することで、伝えたいメッセージが相手に伝わりやすくなるでしょう。

ぜひ、あなたの想像力をフル稼働して、いろいろと試してみてくださいね。

(服部希美)

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※画像はイメージです

※この記事は2021年06月24日に公開されたものです

服部希美(心理カウンセラー) (心理カウンセラー)

カウンセリングサービス所属、心理カウンセラー。
名古屋・東京・オンラインにて、対面カウンセリング及び心理ワークショップ講師をしている。
理論だけではなく”心のつながり”も大切にするカウンセリングが好評。「寂しさを笑顔に変えるカウンセリング」をテーマに掲げ、30代女性の恋愛・生き方・自己表現などに関するご相談を得意とする。母校のカウンセラー養成スクールにて講師を務める実力派。
服部希美のブログ
https://www.hattori-nozomi.jp

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