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「ご相伴にあずかる」の意味とは? ご相伴の使い方や例文・類語を解説

佐矢りん(sayareen)

「ご相伴」の使い方と例文

「ご相伴」は、目上の人から飲み会に誘われた時や会議に同席させてもらう時などに使うことが多い言葉です。

ここでは、例文を挙げながら「ご相伴」の使い方を解説します。

「ご相伴にあずかる」

「ご相伴にあずかる」とは、「自分以外の誰かが主賓の場に、自分も一緒に参加させてもらう」という意味です。

上司が参加する飲み会や接待へ一緒に連れて行ってもらった時などに、「同席させていただく」「ごちそうになる」と同じ意味合いで使います。

ご相伴に「預かる」「与る」、漢字で書くとどっち?

ちなみに、「ご相伴にあずかる」を、「ご相伴に預かる」と書くのは間違いです。正しくは「ご相伴に与る」と書きます。

「与(あずか)る」には、「目上の人から恩恵を受ける」という意味があります。一方、「預かる」は「一時的に保管・保留すること」という意味なので、「ご相伴にあずかる」の場合は「与る」の方が適切です。

ただし、「与る」は常用外漢字なので、書く時はひらがなを使う方が良いでしょう。

例文

・社長のご厚意に甘えて、私もご相伴にあずかります。

・本日はご相伴にあずかりまして、ありがとうございます。

・社長もゴルフがお好きなのですね。ぜひ私もご相伴にあずかりたいです。

「ご相伴いたします」「ご相伴させていただきます」

「ご相伴いたします」や「ご相伴させていただきます」も、「ご相伴にあずかる」と同じく「同席させてもらう」「ごちそうになる」という意味です。

目上の人と同席させてもらう時に、「ご相伴いたします」や「ご相伴させていただきます」を使うと、謙遜と感謝の気持ちを込めた、より丁寧な印象を与えられるでしょう。

なお「ご相伴させていただきます」は、「ご」と「いただく」の2つの敬語が含まれていますが、二重敬語ではありません。「ご~いただく」で定型文として成り立っている、正しい表現です。

例文

・本日ご相伴いたします、佐藤と申します。よろしくお願いいたします。

・来週の会議は、私がご相伴させていただきます。

・よろしければ私もご相伴させていただきたいです。

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