「ご相伴にあずかる」の意味とは? ご相伴の使い方や例文・類語を解説
「ご相伴」の類語・言い換え表現
「ご相伴」のように、誰かの連れとして同席することを表す言葉には以下があります。
・お供
・ご一緒
・随伴(ずいはん)
・随行(ずいこう)
・付き添い
「随伴(ずいはん)」はお伴(とも)として付いて従って行くこと、「随行(ずいこう)」は特に目上の人に付いて従って行くことを意味します。
「随行」と似ている「同行」は、上下関係にかかわらず使用する言葉なので、上司や取引先についていく場合は「随行」が適切でしょう。
「付き添い」は、誰かのそばにいて世話することやエスコートすることを指す言葉。ただし、自ら「付き添います」と言うと、「私が面倒を見ます」という意味で伝わり失礼な表現になるので注意しましょう。
「ご相伴にあずかる」「ご相伴いたします/させていただきます」の類語・言い換え表現
「ご相伴にあずかる」や「ご相伴いたします/させていただきます」は、次のような類語があります。
・「ご一緒する」
(例)次回の出張は、私もご一緒させていただきます。
・「同席する」
(例)B社との打ち合わせに、私も同席させていただきます。
・「ごちそうになる/あずかる」
(例)本日は、ごちそうにあずかりまして、誠にありがとうございました。
・「接待を受ける」
(例)取引先のD社から、ゴルフの接待を受けました。
・「饗応(きょうおう)を受ける/あずかる」
(例)昨日は田中さまの饗応にあずかり、とても楽しい時間を過ごせました。
「ご相伴にあずかる」は、あくまでも自分は正客の連れである場合に使う言葉です。
それに対して、「接待を受ける」、「饗応(きょうおう)を受ける」は、自分が正客としてもてなされる場合も含みます。
「ご相伴にあずかる」の英語表現
「ご相伴にあずかる」の英語表現には、「share in」や「participate in」などがあります。
例文
・I would like to share in the profits, too.
(私もその利益のご相伴にあずかりたいです)
・I want to participate in the meeting, too.
(私もその会議にご相伴させていただきたいです)
「ご相伴」は誰かの連れとして同席する時に使おう
「ご相伴」は、誰かの連れとして同席したり、もてなしを受けたりすることを意味します。
また、「ご相伴にあずかりたいです」は、社交辞令としても使える便利な表現です。正しい意味を理解して、ビジネスシーンで積極的に使ってみましょう。
(佐矢りん)
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※この記事は2021年06月24日に公開されたものです