【時候の挨拶】6月に使える挨拶言葉10選。書き方や文例を紹介
仕事で案内状などの文面を作成する時、プライベートでかしこまった手紙を書く時など、どう書き始めたらいいか悩みませんか? そこで便利なのが「時候の挨拶」。今回はライティングコーチの前田めぐるさんに、6月の時候の挨拶を教えてもらいました。
6月といえば、梅雨。
降り続く雨に憂うつな気持ちになる一方で、梅雨の合間の青空はうれしいものです。また、空梅雨(からつゆ:梅雨期間に雨が少ないこと)が続けば、雨をありがたく感じます。
そんな身勝手な思いで眺める景色の中で、自然の草花の鮮やかさは、気持ちを浮き立たせてくれます。
「紫陽花」「水芭蕉」「菖蒲(あやめ)」など、彩りや香りを感じつつ、季節の言葉を織り込んだメッセージで心に晴れ間を届けたいものですね。
目次
時候の挨拶とは?
時候の挨拶とは、季節や月の気候・行事を踏まえた挨拶で、手紙やメールの初めの部分に書く言葉や文章を指します。
「○○の候」のように、「熟語などの一語」+「候」という形もあれば、「春とはいえ肌寒い日が続きますが」のように、文として書く形もあります。
ビジネスシーンやプライベートでは、書面や手紙での連絡、改まったメールの冒頭部分において使われます。