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スピーチのコツとは? 話し方・構成・緊張しない方法を解説

櫻井弘

スピーチで緊張しないためのポイント

最後に、スピーチで緊張しないためのポイントをご紹介します。ぜひ参考にして、スピーチを成功させてくださいね。

(1)自分が話す姿を客観視する

まずは、鏡の前でスピーチしてみたり、ビデオカメラ・スマホ等で録画したものを見たりして、自分が話す姿をチェックしてみると良いです。

自分がスピーチする姿は見えないので、事前にチェックしておくと違った発見があるかもしれません。また、より客観的に判断するためにも、何人かの仲間からのフィードバックももらうとさらに良いでしょう。

(2)堂々と話す姿を想像して自信を持つ

スピーチする時というのは、「誰も助けてくれない状態」です。頼れるのは自分だけ。したがって、「自分自身を軽視しない!」ことが大切になってきます。

「会場で伸び伸びとスピーチしている自分の姿」を想像してみてください。大勢の人の前で自分の意見を堂々と発表できる訳ですから、これほど気持ち良いことはないのです。

(3)当日は会場の雰囲気に自分を慣らす

当日は可能な限り早めに会場入りして、演題に立ったり、客席に座ってみたりして、さまざまなチェックポイントを確認しましょう。

現場に立って気がつくこともありますし、会場の雰囲気に自分を慣らしておくことも重要なことです。

勇気は言う気! 思いを伝える勇気を持とう

最後に、スピーチ上達のコツを3つお教えします。

1.スピーチの場から逃げずに、場数を踏んで自信をつける
2.スピーチする時は、「打ち込んで話す」
3.わざと「つっかえて話す」くらいの気持ちの余裕を持つ

考えれば考えるほど緊張するかもしれませんが、大勢の前でのスピーチは「勇気」がいるのです。でも、こんな時「勇気は言う気!」をおまじないに、今まで学んだことを実践しましょう。

(櫻井弘)

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※画像はイメージです

※この記事は2021年06月04日に公開されたものです

櫻井弘

株式会社櫻井弘話し方研究所代表取締役社長。各種コミュニケーションに関する研修を手掛け研修先は1,000以上に及ぶ。主な著書に、『図解 「話す力」が面白いほどつく本』(三笠書房)、『マンガでわかる! 雑談力』(宝島社)、監修に『大人なら知っておきたいモノの言い方サクッとノート』(永岡書店)などがある。

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