お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

話を退屈させないスピーチのコツとは?「3分以内」

子供のころ、校長先生の長い挨拶に辟易したことはありませんか?「話を聞く」という行為には、時に苦痛が伴います。でも、あるポイントを押さえれば聞き手を飽きさせずスピーチすることができるんです。

【20代の結婚ラッシュに役立つ!? スピーチ&余興失敗談!】

一つの話を3分以内にまとめる

人が、一つの話題を集中して聞けるタイムリミットは「3分」です。それ以上長くなると、聞き手は次第に飽きてきて「早く終わらないかなぁ」と思い始めます。よくある校長先生の話のように「え~、明日から夏休みが始まりますが、くれぐれもハメを外しすぎることのないよう~、気をつけてください。

子供だけでゲームセンターに行ったり~、親に行き先を告げずにどこかに出かけるのはやめましょう。夏休みにはいろいろ危険な目にあう機会も増えますので~、くれぐれも気をつけて~」と一つのことについて延々と話し続けると、聞いているほうはうんざりしてしまいます。

また、できるだけ聞き手に興味を持ってもらうには、表情や表現方法も工夫する必要があります。聞き手が思わずその場面を想像してしまうような臨場感を出していくのです。例に出した校長先生の話なら、実際に危険な目にあった子について身ぶり手ぶりを交えながら話していくと、子供たちも思わず引き込まれ、真剣に聞こうとするでしょう。

一つの話が3分以内であれば集中して聞くことができる

もし、どうしても話が長くなりそうだというときは、話をいくつかに分けて、段落ごとに3分以内にまとめるようにすれば大丈夫です。

えば、生徒たちに修学旅行について話をするときは「何月何日にどこへ行くのか」「どのような目的で行くのか」「行き先の詳しい紹介(1つの場所についても3分以内で)」「持ち物はなにか」「注意事項」というように分けていけば、生徒たちは最後まで飽きずに興味を持って聞くことができます。

これを段落分けもせず、ひたすらだらだらと話してしまったら、生徒たちは途中で飽きてしまい、大事な話なのにろくに聞いていなかったということにもなりかねません。

※この記事は2013年10月19日に公開されたものです

SHARE