「辟易する」の「辟易」って? 意味や使い方を解説(例文付き)
注意点は? 「辟易」の正しい使い方とNG例(例文つき)
では実際に、「辟易」はどのように使うのでしょうか。使用する上で注意するポイントもあります。
例文を交えながら、正しい使い方と間違った使い方を見ていきましょう。
「辟易する」「辟易している」の正しい使い方
文章や会話で使われる機会が多いのは「辟易する」や「辟易している」という表現。
「うんざりしている」「嫌気が差している」などのネガティブな気持ちを表す時によく使われます。
また、太刀打ちできないような状況に陥った時にも、尻込みするというニュアンスで「辟易する」と使うことができます。
例文
・彼の迷惑な言動には辟易している
・話の長い会長のあいさつに辟易する
・雨の日が続くと洗濯物が干せないので辟易する
・大きなプロジェクトを任されてしまい辟易する
「辟易」の間違った使い方
名詞として使われる「辟易」は、動詞をつけて「辟易する」「辟易した」と言い表すのが適切です。
辟易は気持ちを表す言葉なので、例えば「辟易した環境」という表現は誤りとなります。