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マイルストーンとは? 意味や日常での使い方&メリット

さおり

「マイルストーン」を設置するメリット

そもそも、「マイルストーン」は何のために設置するのでしょうか? 「計画を立てるだけでも良いのでは?」「何か有利になるの?」と疑問に感じる方もいるでしょう。

しかし、長期間で行う工程や企画では、「マイルストーン」の設置によっていくつかの利点が生まれます。設置のメリットを知っておくことで、あなたの仕事にも役立ちますよ。

以下に「マイルストーン」を設置するメリットを4つまとめました。

(1)長期の企画や工程で関係者のやる気を保てる

1つ目は「社員や取引先など企画関係者のやる気やモチベーションを保てる」点です。

企画や事業計画の期間が1年、2年単位など長期間になる際に設置することで、効果を発揮します。

というのも、企画の完了までが長期間だと、どうしても「完了する目途や実感が湧かない」や「終わりが見えずに途中で飽きてしまう」などの心理に陥ってしまい、中だるみが起きることがあるから。

そんな時には、「まずはこの業務を完了させましょう!」など「中間的な目標」や「要となる作業」を設けることで、目的や重要度を各人に認識してもらうことができ、節目ごとのゴールが設定できます。

節目ごとのゴールを達成していくことで関係者のやる気は削がれず、モチベーションを保ったまま業務を遂行できるというわけです。

企画までの各業務を行うのは人間。やる気やモチベーションの有無が品質や出来栄えに大きく関係します。うまく活用して、関係者が気持ち良く業務をこなせるようにしましょう!

(2)重要なポイントや進捗をチェックできる

2つ目は、品質の管理や業務上において「重要度の高いポイントや遂行状況をチェックできる」点です。

長期間の工程や企画を行う中で、「要となる出来事や業務」があるはず。その前後で「確認日」を設置することで、「無事に計画通り進んでいるか?」「業務の流れの中で問題点や今後起こりうるリスクはないか?」などをチェックできます。

円滑に進行するためにも、設置してみましょう。

(3)ミスや間違いを防げる

3つ目は「ミスや間違いを防げる」「事前に起こりうる失敗などを予測できる」点です。

都度作業をチェックすることで、例えば事業計画や企画における関係者の認識不足や、納期や発注日のミスなど、失敗の原因や業務上の漏れに気づきやすくなります。

早めに気づくと、次の工程や業務に移る前に修正したり、改善したりできますよね。

業務のミスや間違いは関係者の信用を失い、企画完了の妨げになります。「マイルストーン」をうまく活用してミスを防ぎましょう。

(4)効率的に業務や予定を進められる

4つ目は「全体像を把握でき、効率的に業務を遂行できること」です。事業計画や期間内の業務を区切ることで、関係者が業務の流れや全体像を見やすくなります。

先の作業へ移る前に「無理なスケジュールではないか?」「予定通り完了できそうか?」に気づきやすくなり、細かな調整や軌道修正ができます。

次ページ:日常会話で使うには? 言葉の使い方(例文付)

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