マイルストーンとは? 意味や日常での使い方&メリット
仕事で「マイルストーン」が用いられる2つのパターン
「里程標」の他、仕事の場面では時間管理の際に用いられます。
具体的にはどのように使うのでしょうか? イメージが湧かない方もいるでしょう。
ここでは、ビジネスシーンにおける「マイルストーン」という言葉の主な使い方をまとめました。大きく分けて2つの考え方があります。
(1)企画や工程期間内の「中間的な目標」
事業計画や工程などの期間内における「中間的な目標」を表すパターンです。主に、長期間の計画などに用います。
長期間の事業計画で、いったん中間的な目標となる地点を決めて、作業内容を分かりやすいように区別する目的で設置します。
例えば「A製品の販売」の企画があると仮定します。その場合の「マイルストーン」は、「A製品の企画案決定」「A製品の価格設定」「A製品の部品の発注先の決定」……など、A製品を販売するまでに発生するそれぞれの作業を指します。
1つの工程が終わってから、次へ移るイメージです。
(2)製品や成果物の進捗や品質の「確認日」
こちらは、生産した製品や、成果物の品質を「チェックする日」を表すパターンです。
高品質な製品をお客さんへ提供するためには、各作業工程において品質のチェックが必要です。「出来栄えはどうか?」「最低限のレベルに達しているか?」など、品質を落とさないようにチェックします。
そのため、品質の確認をベースにしてマイルストーンは設置されます。