【難読】“しゅくげん”って読んでない? 「祝言」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「祝言」の読み方です。
“しゅくげん”じゃないの? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「祝言」の読み方は?
「祝言」は、そのまま“しゅくげん”と読むのが正解だと思った人もいますよね。
しかし、この場合、「祝」は“しゅく”とは読まないんです。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“しゅうげん”と読みます。
「祝言」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「祝言」の意味は以下のように解説されています。
しゅう‐げん〔シウ‐〕【祝言】
1 祝いの言葉。賀詞。祝詞。祝辞。「祝言を述べる」2 祝い。祝儀。「年始の祝言」
3 結婚式。婚礼。「吉日を選んで祝言を挙げる」「仮祝言」
4 日本音楽で、祝意を表す曲。ふつう、番組の初めか終わりに演奏する。雅楽の「長慶子 (ちょうげいし) 」、浄瑠璃の「梵天国」などのほか、三番叟 (さんばそう) 物の義太夫節・長唄・清元などにある。祝言音曲。
5 「祝言能」の略。
文字通り、祝いの言葉という意味合いで使うことが多い言葉です。
馴染みのある漢字の組み合わせですが、読み方は意外と難しいですよね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「祝言」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。思わず“しゅくげん”と読んでしまいそうですが、お祝いの席で使う言葉なので、正しく読みたいですよね。
簡単な漢字の組み合わせですが、意外と読み方が難しい要注意な言葉かもしれません!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年05月31日に公開されたものです