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【難読】“じゅんける”じゃない! 「潤ける」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「潤ける」の読み方です。

“じゅんける”? なにそれ? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「潤ける」の読み方は?

「潤」は潤沢、豊潤と読むので、“じゅん”という読み方を覚えている人が多いですよね。

しかし、それに送り仮名の「ける」をつけて、“じゅんける”とは読みません。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ふやける”と読みます。

「潤ける」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「潤ける」の意味は以下のように解説されています。

ふや・ける【潤ける】
[動カ下一][文]ふや・く[カ下二]
1 水や湯などにひたってふくれ、柔らかくなる。「長湯で体が―・ける」

2 だらしなくなる。「―・けた精神」

つまり、水分を含んで柔らかくなることですね。
漢字で見る機会は少ないですが、「潤ける」と書くんですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「潤ける」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。聞き慣れた言葉ですが、漢字表記は初めて知ったという人もきっと多いですよね。

普段からよく使う言葉ですが、実は見慣れた漢字を使っていることを知れましたね。

(ななしまもえ)

※この記事は2021年05月27日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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