【難読】“みとめる”だけじゃない? 「認める」のもう一つの読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「認める」の読み方です。
“みとめる”以外の読み方なんてあるの? と思った人は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「認める」の読み方は?
「認める」は、一般的に“みとめる”と読むことが多いですよね。
しかし、“みとめる”以外の読み方があることを知っていますか。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“したためる”とも読みます。
「認める」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「認める」の意味は以下のように解説されています。
したた・める【▽認める】
[動マ下一][文]したた・む[マ下二]
1 書き記す。「手紙を―・める」2 食事をする。
「夕餉を―・めに階下へ下りる頃は」〈梶井・冬の日〉3 整理する。処理する。
「万の事ども―・めさせ給ふ」〈源・須磨〉4 支度する。
「河中の橋を踏まば落つるやうに―・めて」〈平家・五〉
本来はいくつか意味がありますが、現在は文章を書くという意味でしか使われていないようです。
小説などで、「一筆認める」という表現を見たことがある人もいるのではないでしょうか。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「認める」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。「認める」を“したためる”とも読むなんて、なかなか想像できないですよね。
聞いたことがある言葉も調べてみると、実は馴染みがある漢字が使われているのを知れますね!
(ななしまもえ)
※この記事は2021年05月01日に公開されたものです