カタルシスの意味とは? 日常での使い方をわかりやすく紹介
【例文付き】「カタルシス」の言葉を日常で使うには?
実際に、「カタルシス」という言葉はどのようなシーンで使うことが多いのでしょうか?
せっかく語源や歴史、効果的な使い方を知ったからには、普段の会話や文章でも使いたいですよね。
そこで以下では、会話や文章での使い方を、シーン別に例文を交えてご紹介します。
心がスッキリとクリアな状態・またはそうでない時
心の中がスッキリと癒やされ、クリアに清められた様子を表したい時。または、スッキリとしない場合には以下のように使います。
例文
・晴れた空の下で、海の波音を聞いているとカタルシスを感じる。
・この映画はカタルシスがない物語だ。
心が動かされて深く感動した時
本や映画、音楽などのさまざまな要素をきっかけに心が揺さぶられて、深く感動した場面では下記のような言い方をします。
例文
・この小説は、読むとカタルシスを感じるからお気に入りだ。
我慢や抑圧してきた気持ちが解放された時
無意識に抑えてきた感情を話したり、紙に書いて心が解放された場面では以下のように使ってみてください。
例文
・過去のつらかった出来事を文章に書いてみたところ、想像以上にカタルシスを得られて癒やされた。
「カタルシス」を日常で使い表現の幅を増やそう
「カタルシス」について解説し、普段の生活での使い方を紹介しました。
上記の例文を参考に、普段の会話や文章の中で使いこなし、言葉の表現やボキャブラリーを増やして、表現力が豊かな人を目指しましょう。
(さおり)
※画像はイメージです
※この記事は2021年04月30日に公開されたものです