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「カタルシス」の意味とは? 日常での使い方をわかりやすく紹介

さおり

「カタルシス効果」とは何か?

前述したとおり、「カタルシス効果」という言葉は心理学の用語として現在も使われています。

「どのような効果なの?」「どんな場面で使えるの?」と疑問に感じる人に向けて、実際に用いられるシーンや使うべきタイミングを以下でくわしく解説します。

心理療法として使われる「カタルシス効果」

不安や恐れ、悲しさやつらさなどのネガティブな感情を言葉にしたり話したり、アウトプットしたりして緊張を解きほぐすことを「カタルシス効果」と呼びます。

誰かに少し悩みを話したり、紙に文字にして書き出したりすることで気持ちがスッキリした経験は誰しもあるでしょう。ネガティブな感情には強いパワーがあり、溜め込むと心と体に支障をきたしてしまいます。

普段の生活の中で湧いてくるネガティブな感情や、過去のネガティブな思い出は「忘れよう」「思い出さないようにしよう」と抑えるのではなく、逆に言葉でアウトプットすることでメンタルの状態が改善できるのです。

営業での場面でも使われる

「カタルシス効果」は、生活の中でも使えます。例えば、営業の場面。

顧客の悩みや不満をしっかりと聞くことで、顧客は普段抱えていたネガティブな感情をアウトプットできます。

すると最初は警戒心のあった人も次第に心を開いてくれ、「この人なら大丈夫だ」と信頼されるのです。

それにより自然とこちらの話にも素直に耳を傾けてくれるようになり、営業活動がうまくいきやすくなります。

サービスや商品の提案の場面などでは、ぜひこの効果を積極的に取り入れてみると良いでしょう。

映画や本により感動することも「カタルシス効果」を得ている

映画や本を読んで感動して泣くことも効果的です。

登場人物の言動や、物語の中のさまざまなシーンによって感情が高ぶると、言葉に出さなくても涙が出てきますよね。

実は、その感情が高ぶった時の涙には「ストレス物質」が含まれています。つまり、涙を流すことで物理的にもストレスを体の外へ出しているのです。

つまり、言葉でアウトプットしなくても、1人で映画や本を読み感動して泣くことで「カタルシス効果」を得ているのです。

「カタルシス効果」を得る時の注意点

普段、無意識に抑えていた憤りを表すのは大事ですが、その感情のままにアウトプットしすぎるのは要注意。

感情が収まらずに継続されやすくなるからです。結果、メンタル面での良い効果を感じなくなってしまう恐れもあります。

憤りを表現する時は、この逆効果も頭に入れておきましょう。

次ページ:【例文付き】「カタルシス」の言葉を日常で使うには?

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