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「貴社」「御社」「弊社」の違いとは。メールや履歴書での使い方を解説

maco

使い方を間違えるとどうなる?

それぞれの意味が分かっていても、混乱しやすい「貴社」「御社」「弊社」という単語。誤って使い方を間違えてしまった場合、どうすればいいのでしょうか。シチュエーション別に対処法を見ていきましょう。

うっかり言い間違えた場合

口を滑らせて相手の会社のことを「貴社」と言ってしまった場合、その瞬間は「しまった!」と思うかもしれませんが、わざわざ訂正せずにそのまま話を進めるのがベター。

ビジネスシーンにおいて、「用語を正しく使えているか」というのは重要なポイントです。

しかし、それ以上に「話し方」や「相手の質問に対して簡潔に答えられるか」といった、コミュニケーション能力や論理的思考力の方が重視される傾向にあります。そのため、そこまで神経質になる必要はないでしょう。

ただし、「御社」と「弊社」を使い間違えると、話が見えずに相手が混乱してしまうケースも。そういった場合は、「失礼しました」と一呼吸おいて、間違えた部分から話し直すようにしましょう。

履歴書やメールで書き間違えた場合

履歴書に誤って「御社」と書いてしまった場合、それが選考に影響するかどうかは、採用担当者次第です。ビジネスマナーを非常に重んじる企業であれば、少なからず影響を及ぼすかもしれませんが、不採用の直接的な原因になるとは考えにくいでしょう。

取引先などへ送るビジネスメールで使い間違えてしまった場合は、念のため上司に報告しておくことをおすすめします。メールの相手が付き合いの長い人であれば、さほど気にされないかもしれませんが、相手によっては信用を失ってしまう可能性もゼロではありません。

すでに送ってしまったメールや手紙はどうすることもできませんが、口頭と違って形に残るものなので、次回からは誤用していないか入念にチェックするようにしましょう。

次ページ:業種によっては「貴社」「御社」が使えないケースも

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