お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「ご確認」はどう使う? 意味や使い方のポイント(例文付き)

黒木美沙

言い回し別:「ご確認」の使い方(例文付き)

前述の通り、「ご確認」は相手に認めてもらったり、確かめてもらったりする時に使用します。

ここでは「ご確認」の使い方を、言い回し別に紹介します。

「ご確認ください」

ビジネスシーンでもよく使用される基本的な使い方は「ご確認ください」です。

以下のような使い方があります。

例文

・手元の資料をご確認ください。

・出欠希望は本日までです。ご確認ください。

・記入漏れがないか、再度ご確認ください。

「ご確認のほど」

前述した「ご確認ください」の場合、中には命令口調に感じる人もいます。

「ご確認」に「〜のほど」を付け加えることで、柔らかい印象を与えられます。

相手に確認してもらう時に、強制的な言い回しではない表現をしたい場合に使うと良いでしょう。

例文

・お手数ですが、ご確認のほどお願い申し上げます。

・メールに資料を添付いたしましたので、ご確認のほどよろしくお願いいたします。

「ご確認お願いいたします」

上記の「〜のほど」を省いて、「ご確認お願いいたします」という表現もできます。

「お願い」することにより、「ご確認ください」よりも強制的な響きはなく、丁寧な印象を与えられるのが特徴です。

例文

・お手隙で、資料のご確認お願いいたします。

「ご確認の上」

「〜の上」には「〜した結果」「〜したのち」「〜に基づいて」という意味があります。

そのため、「ご確認の上」は、内容確認後の行動をお願いする時に使います。

例文

・契約書をご確認の上、サインをお願いいたします。

・記載内容をご確認の上、期日までにお返事をお願いいたします。

次ページ:「ご確認」の間違った使い方・正しい使い方

SHARE