「小職」とは? 正しい意味と使い方
「小職」の言い換え一覧

ビジネスメールや手紙を書く際に、「小職」という表現がふさわしいか迷ったならば、以下の3つのいずれかに言い換えるのがおすすめです。
1.私(わたし・わたくし)
2.私共(わたくしども)
3.当方
自分個人のみを強調したい場合は「私」を、自分とその組織を含めた表現にしたい場合は「私共・当方」を使いましょう。
どれもへりくだったニュアンスはないものの、どんなシーンでも失礼にはあたらない言葉なので、安心して使用することができます。
書き言葉だけではなく、話し言葉としても適切なので、非常に使い勝手がいい言葉です。
【言い換えの例文】
・何かご不明なことがありましたら、小職までご連絡ください。
→何かご不明なことがありましたら、私までご連絡ください(「私〇〇まで」と名前を記載してもOK)。
・今週の事前打ち合わせには小職も参加いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
→今週の事前打ち合わせには当方も参加いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします(複数名で参加する場合は「私共」でもOK)。
・小職も微力ながら貴社の発展に貢献できるよう、精進してまいります。
→私共も微力ながら貴社の発展に貢献できるよう、精進してまいります。
くだけた表現になりすぎず、かといって使い方に迷う表現でもないこれらの言い換えフレーズは、押さえておいて損はないでしょう。