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【難読】“はちじゅうろ”? 「八十路」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「八十路」の読み方です。

“はちじゅうろ”? そんな言葉、聞いたことない! そう思ったら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「八十路」の読み方は?

「八十」は、大半の人が“はちじゅう”と読みますよね。「路」は路上、回路と読むので“ろ”と読む人が多いのではないでしょうか。また、恋路と読むので、“じ”と読むこともありますね。

しかし、この二つが合わさると“はちじゅうろ”、“はちじゅうじ”とは読みません。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“やそじ”と読みます。

「八十路」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「八十路」の意味は以下のように解説されています。

やそ‐じ〔‐ぢ〕【八▽十/八▽十路】
80。また、80歳。

つまり、八十歳という意味合いで使います。

十路は10年を単位として、年齢を数えるのに使う言葉で、“そじ”と読みます。
10歳から90歳まで、それぞれ十路がつく読み方があり、80歳の場合は八十路 (やそじ) となります。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「八十路」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。あまり馴染みがない言葉なので、八十路は初めて知ったという人も多いのではないでしょうか。

使う機会は少ない言葉かもしれませんが、いざという時のためにしっかり覚えておきたいですね!

(ななしまもえ)

※この記事は2021年03月21日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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