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「スマートホーム」を聞いた事がある人は68%! スマートホーム家電利用動向調査

#トレンドニュース

マイナビウーマン編集部

株式会社ICT総研が 3月 16日、スマートホーム家電の利用動向に関する調査の結果を発表しました。

「スマートホーム」について「意味を把握」、「聞いたことがある」回答は、合計 68.0 %

近年、市場が急速に拡大している「IoT」(Internet of Things)。今回の調査は、コンシューマ向けの「スマートホーム家電」(ホームIoT家電)の市場に着目したものです。

スマートホーム家電とは、「インターネットにつなぎ、スマートフォン等で操作できる家電」のこと。今回の調査ではスマートスピーカー、スマートリモコン、スマートライト、スマートプラグ、スマートセンサーが対象となりました。

調査の結果、「スマートホーム」について「意味を把握している」とした回答者は26.7%、「聞いたことはあるが、意味は把握していない」とした回答者は41.4%。両者を合計すると、少なくとも「聞いたことがある」回答者の比率は68.1%でした。言葉の意味まで把握している回答者は3割に満たない結果でしたが、言葉自体は広く認知されつつある状況です。

スマートホーム家電を選ぶポイントは「機能・性能」「価格」「口コミの評判」

いずれかのスマートホーム家電を利用しているとした回答者426人。スマートホーム家電を選ぶ際に重視した点を聞いた結果、「製品の機能・性能」が46.2%でトップになりました。

以下、「価格」44.8%、「クチコミの評判の良さ」17.4%、「保証内容・保証期間の長さ」15.5%、「メーカーのブランド力・認知度」14.8%、「説明書のわかりやすさ(日本語表記等)」14.6%、「国産メーカーであること」14.3%と続き、製品の機能・性能、価格以外に、メーカーの認知度や、国産メーカーであることを重視する回答が多い点が目を引きます。

利用率が高いのはスマートスピーカー。ブランドはGoogleがトップ

今回調査対象となったスマートホーム家電のうち、最も利用率が高かったのはスマートスピーカー(12.5%)。以下、スマートリモコン(2.1%)、スマートライト(1.8%)などが続きました。

スマートスピーカーは、それ自体がスマートホーム家電であるだけでなく、他のスマート家電と連携させることで、スマートホーム家電の司令塔となる製品。

ブランド別に見ると、Google「Home」「Nest」が利用率8.1%とトップで、Amazon「Echo」(6.4%)、LINE「C LOVA」(4.0%)、Apple「HomePod」(3.9%)などが並びました。なお、1位のGoogle「Home」「Nest」は年代別に見ると30代、性別では男性の利用率が高い傾向にあります。

スマートリモコンをブランド別に見ると、トップは「+Style」で1.4%。その他は「Nature Remo」(1.0%)、「SwitchBot」(0.8%)が続きました。

また、スマートライトについても「+Style」が利用率1.3%でトップ。「Philips Hue」「TP Link」が0.7%と続く結果となりました。

スマートリモコンとスマートライトの利用率トップである「+Style」はいずれも男性の利用率が高く、スマートリモコンは30代、スマートライトは20代からの支持を多く集めています。

調査概要

株式会社ICT総研「2021年スマートホーム家電の利用動向に関する調査」

調査手法:インターネットユーザー3, 226人へのWebアンケート形式
調査期間: 2021年3月5日~8日
回答数:3,226件

(マイナビウーマン編集部)

※この記事は2021年03月19日に公開されたものです

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