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好きと言えない女性の心理って? 思いを伝える2つのポイント

永瀬なみ(幸せコラムニスト・カウンセラー)

(1)関係が変わってしまうことを恐れている

まず紹介するのは、関係が変わることを恐れる心理です。これは、主に片思いの状況で見られる心理ですね。

例えば、友達や同僚といった相手を好きになった場合、「好き」と言うことで良くも悪くも関係が変わってしまいます。

すると、これまでの心地良い関係が変わってしまう可能性もあるため、好きと言うことをためらってしまうのです。

(2)単純に恥ずかしい

好きな人に好きと言えない女性の中には、単に恥ずかしいという思いが原因のタイプもいます。

このタイプは、もしかすると恋愛の経験があまり多くないのかもしれません。「好き」という言葉を口にした経験が少なければ少ないほど、言葉にすることを恥ずかしいと感じます。

このタイプに当てはまる人は、「好き」と言うことに少しずつ慣れていけば、きっと克服できるはずですよ。

(3)好きな人に自分はつり合わないと思っている

続いて紹介するのは、好きな人よりも自分の方が劣っているという心理です。

好きな人がものすごくタイプだったり、憧れが強過ぎたりする場合は、「私がこんなことを言うなんておこがましい」と思う気持ちから、簡単に好きと言えません。

これは、片思いをしている相手だけでなく、彼氏に対しても同じです。

結局のところ、人に自分の本心をぶつけられるのは自信がある証拠だと考えられます。そのため、自分よりも相手の方が上だと感じたり「こんなことを言ったら笑われるかも」と思ったりすると、素直な気持ちを打ち明けられなくなってしまうのです。

(4)意地を張ってしまい素直になれない

最後に紹介するのは、意地を張ってしまう心理です。これは、いわゆる「好き避け」(好きな気持ちを隠すために好きな相手を避けること)をしてしまうタイプによく見られる心理ですね。

好きな相手に素直な気持ちを表現できない原因には、大きく分けて2つのタイプがあります。1つは、自信がないこと。そしてもう1つは、プライドが高いことです。詳しく見ていきましょう。

自信がないタイプ:わざと嫌われるようなことをしがち

自信がないタイプは、素直に接しないこと(つまり「かわいげのない態度」を取ること)で、「私は相手に好意を抱かれなくても仕方ない」と思える状況をつくろうとします。

これは、専門用語で「獲得的セルフ・ハンディキャッピング」と呼ばれる行為です。

セルフ・ハンディキャッピングといえば、代表的なのがこんなケース。

・真面目にテストを受けても良い点を取れる自信がないから、テスト勉強を全くしなかった。

このような行為をするのは、結果が悪くても言い訳をできるようにしておくためだと考えられます。

これと同じことを恋愛面でもしてしまうのが、自信のないタイプです。

「こんなことをしているから、私は嫌われても仕方ないんだ」と思える状況をつくろうとする心理が働くため、素直に接することも、好きと言うこともできません。

プライドが高いタイプ:自分の優位性を保ちたがる

一方、プライドの高いタイプが好きな人に好きと言えない心理は少し異なります。

プライドの高いタイプが恐れているのは、好きな人に「好き」と伝えることで、自分の方が相手より下の立場になってしまうこと。自分のプライドを守ることに必死なため、相手の気持ちより自分の気持ちが大きくなることを恐れているのです。

そのため、相手が好きと言った数よりも自分の方が多く言ったり、相手が望む通りに好きと伝えたりすることを避けます。

ただ、本当にプライドの高い女性がそういった態度を取る場合は、「好きと言えない」ではなく「好きと言わない」と思っているのが一般的でしょう。

にもかかわらず、あなたが自分の行動を「言わない」ではなく「言えない」と捉えているなら、それはプライドという武器で自分を守ろうとしている証拠。裏を返せば、素直に気持ちを伝えることで自分が傷付く結果になるのを恐れている、ということです。

プライドの高い女性が好きな人に好きと言えるようになるには、まずこの部分を自分で受け止める必要があります。せっかくの機会ですから、ぜひこの点について一度しっかり考えてみてくださいね。

好きな人に「好き」と言えるようになるポイントとは?

では、どうすれば好きな人に好きと言えるようになるのでしょうか?

次のページでは、好きと言えるようになるポイントを2つ紹介します。

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