「自分の話ばかりする人」の特徴や心理とは? 関係性別に対処法を紹介
自分の話ばかりする人への接し方と対処法(関係性別)
ここでは、それぞれの関係性別に上手な関わり方と対処法を紹介します。
もし身の回りに「自分の話ばかりする人」がいて、どう接したらいいか分からないという場合には、参考にしてみてください。
恋人や友人の場合
まずは自分の話ばかりする恋人や友人への接し方を紹介します。
(1)相づちなどのリアクションを減らす
自分の話ばかりする人でも、聞き手の反応がなくなると、会話することへの意欲が落ちてくるものです。
相手の話が長過ぎて、不満に感じ始めたなら、相づちなどのリアクションをさりげなく減らしてみましょう。そうすることで、相手も自分ばかりが話し過ぎていたことに気付くかもしれません。
(2)LINEは短文で返すか時にはスルーする
自分の話ばかりをする人は、LINEやメールでも同様に、長文のメッセージを送ってくることもあるでしょう。
相手の気持ちをくみ過ぎて丁寧に返信をしてしまうと、なかなか終わりの見えないラリーが続いてしまうこともあります。
そのようなことが続き、負担に感じているのなら、必要最低限の短文のみ返したり、時には既読スルーしたりすることを、自分に許してあげてもいいのかもしれません。
(3)強引に話を切り上げる
こちらが反応を減らしてもなかなか話が終わらない人には、強引に話を切り上げることも1つの手です。
「ごめん、今ちょっと」「用事があるから、そろそろごめんね」と伝え、電話を切るなりその場から立ち去りましょう。
近付き過ぎて窮屈になった関係は、健全な距離感を取り戻すためにも、時には断ることが必要なのです。
(4)リクエストする
もし、あなたがいつも相手の聞き役で、そのことに不満や寂しい気持ちを抱えているのなら、少し勇気がいるかもしれませんが、「私の話も聞いてもらっていい?」と率直にリクエストしてみましょう。
その際は、「ただ話を聞いてほしい」のか「相談に乗ってほしい」のかも、事前に伝えておくといいかもしれませんよ。
職場の人の場合
次に、自分の話ばかりする職場の人への接し方を紹介します。
(1)プライベートな話題には距離を置く
極力プライベートな話題を避けることで、お互いにとって仕事のしやすい距離感へと戻していくことができます。
職場は仕事をする場所ですから、相手のご機嫌取りまで担わなくていいのです。この際、仕事を理由に話を切り上げてみてもいいのかもしれません。
(2)話の要点を確認する
同じ話を何度も繰り返していたり、話が脱線してテーマの趣旨がずれてきていると感じたりする場合には、「確認なんですが、それは○○という認識で合っていますか?」と、いったん相手の話していることをまとめたり、軌道修正するための質問をしてみるのも効果的です。
(3)会議では時間制限を設ける
人はある程度の目標やゴールの枠組みを与えられることで、その範囲の中で物事を達成しようと努力するものです。
会議などでは、あらかじめ「何時までに、どんなことを話し合う、もしくは決める必要があるのか」を明確に示しておくことで、目的に沿った議論がしやすい環境になります。