お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「ありますでしょうか」はNG敬語! 間違った使用例と正しい言い換え表現

「ありますでしょうか」の正しい言い換え表現

「ありますでしょうか」を正しい敬語に直すと、どのような表現になるのでしょうか。ここでは一般的な使い方を始め、シーン別に正しい「ありますでしょうか」の表現を紹介します。

一般的なのは「ございますか」

どんな場面でも使える一般的な言い方は「ございますか」です。例えば以下のようなシーンでの使用が想定されます。

例文

・プレゼンの際に「お手元に資料はございますか」
・時間が空いているかを確認する際に「お時間はございますか」
・説明をした後に「ご不明点はございますか」

どの表現も違和感なく使えるので、迷ったら「ございますか」を使用すると良いでしょう。

フランクに言うなら「ありますか」

そこまでかしこまる必要のない相手であれば「ありますか」が適切です。職場の同僚や店員さんなどに対して、フランクながらも丁寧な表現として使えます。以下が例文です。

例文

・同僚に対して「過去の資料はありますか」
・店員さんに「この商品の在庫はありますか」

同様の表現なら「あるでしょうか」も敬語表現として使用できます。

丁寧さを重視するなら「おありですか」

丁寧で好印象を目指すなら「おありですか」を使うと良いでしょう。初対面の相手や、よりかしこまったシーンに最適です。

「おありですか」は二重敬語に該当しそうですが「尊敬語+丁寧語」になるので、二重敬語にはあたりません。

さらに丁寧さを重視するなら「おありでしょうか」

さらに丁寧さを重視するなら「おありでしょうか」を使うのがおすすめです。

例えば会社役員や重役、大口の取引先が揃ったプレゼンでは「ここまでで質問はおありでしょうか」と使うのがより丁寧で好ましいでしょう。

ただし、使う相手によっては丁寧過ぎるように感じられて不自然な印象を与えてしまう可能性があるので注意しましょう。

次ページ:「ありますでしょうか」を使ってしまいがちな例文

SHARE