職場男性の脈ありサイン9個！　相手の好意を見極める方法とは

更新: 2022.12.15

職場に気になる人がいる場合、脈あり・脈なしを見極められたら良いですよね。今回は、婚活心理コンサルタントも務める臨床心理士の広瀬絵美さんに、男性が職場で見せる脈ありサインを教えてもらいました。また、女性が勘違いしやすい脈なし行動と好意を見極めるテクニックも解説します。

職場に好きな人がいると、脈ありなのかとっても気になりますよね。特に、同じ職場だと顔を合わせる頻度が高いため、毎日ヤキモキしがち。

実は、職場にいる好きな男性の好意を判断する「脈ありサイン」は、相手の行動や会話に表れます！

あなたの恋は成就しそうなのか？　心理学を元に男性の本心を見抜く方法を伝授します。

男性が職場で見せる脈ありサイン

まずは男性全般が見せる脈ありサインと、年上男性のサイン、年下男性のサインに分けて解説します。片思いの彼にこんな言動があれば、脈がある可能性は非常に高いでしょう。

人は好きなものを長く見つめてしまう傾向があります。心理学ではこれを「選好注視」と呼びます。

そのため、よく目が合うのなら、脈ありかもしれません。あなたが気になるから、ついつい目で追ってしまうのです。

好きな人がいると、どうにかして仲良くなり、アプローチしたいと思うのが恋心。周りの人よりあなたの元へ頻繁に話しかけに来てはいませんか？

恋をすると、緊張したり興奮したりしてアドレナリンが分泌され、人によっては早口になることがあります。あなたの前でだけとても早口になる場合は、脈ありかもしれません。

心理学には「返報性の定理」という法則があります。これは、人に何かしてもらった時にはお返しをしたいという気持ちが自然と働くというもの。そこに恋愛感情が加わると、少し過度になってしまうこともあるようです。

そのため、あなたが相手にしてあげたことに対し、大げさなお返しがくるのであれば、脈ありの可能性も。例えば、ちょっと相談に乗っただけなのに「お昼をおごりたい」と言われるなどです。

最初と最後の話はよく覚えているけど、中盤に話したことはあまり覚えていない……という記憶に関する「系列位置効果」というものがあります。

授業や講演会などに参加して、中盤で出てきた細やかな話まで全て覚えているということはあまりありませんよね。

特に自分が興味のないことに対してはこの傾向が出やすいため、あなたが過去に話したささやかなことを覚えているのなら「あなたに興味がある！」というサインでしょう。

昨今のコンプライアンス重視により、職場内で好きな人にアプローチをすることは非常に難しくなってきています。相手の男性が年上だったり、立場が上の場合はなおさらです。

あなたを傷つけたくないし、周囲に迷惑はかけたくないけど、チャンスがあるならつかみたい……。そんな気持ちから、「何か相談はない？」などと婉曲的にアプローチし、接触頻度を高めようとする男性もいます。

オフィス内では他の人の目があるので、なかなかアプローチしにくいものです。特に年上や立場が上の男性は、コンプライアンスを意識して控えがちでしょう。

そのため、脈がある場合は、あなたの帰宅時間とさりげなく合わせ、帰り道などで2人になる時間をつくろうとする傾向もあります。

男性は「学生の時は○○大会で１位になってね」「この間、営業先ですごい褒められてさ……」など、好きな人には自分のすごさをアピールしようとするところがあります。

特に年下の男性は対等に見てもらいたいという思いから、この傾向があるでしょう。

男性は勝ち負けにこだわり、結果を重視する傾向もあります。でも、仕事などで常に結果を出すというのは至難の業。うまくいかなかったつらい気持ちを癒やすため、好きな人に甘えたいと考える男性も多数います。

その際、年上の女性になら甘えやすいと考える男性も。「おいしい手料理を食べて癒やされたいな〜」「映画見ながらゴロゴロしたいな〜」など、癒やされたい発言をあなたの前で頻繁にするのなら脈ありサインかもしれません。

▶次のページでは「男性が職場でする勘違いしやすい脈なし行動」を紹介します