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ネガティブな人の特徴とは? ネガティブ思考の原因を心理カウンセラーが解説

浅野寿和(心理カウンセラー)

ネガティブな人への接し方

ネガティブな気持ちになりやすい人は、他人のネガティブな気持ちに対しても影響を受けやすくなってしまいます。

そこでここからは、ネガティブな人との接し方について見ていきましょう。

(1)普段通りに接する

ネガティブな人と接する時にこちらが身構えてしまうと、逆にネガティブな気持ちになりやすいもの。

いつもの自分通りに、他の人と態度を変えることなく友好的に接していた方がお互いに過剰に意識を使わずに済むでしょう。

明るい話題を振るのもこのスタンスで振るといいですね。

(2)相手が凹んでも嫌わない

ネガティブな人はすぐ自分を責めるので凹みがち。

その態度を見て嫌な気分になるかもしれませんが、それは相手の問題です。

相手は相手、自分は自分と境界線を意識し、相手を嫌わないようにしていれば大丈夫です。

(3)適度にスルーする

誰もがネガティブな話をして相手が喜ぶとは思わないもの。

あまりにネガティブな話が続く場合は、適度に相槌だけ打ってスルーしましょう。

その方が話している側も楽な場合もありますよ。

ただ全てをスルーするとお互いに「相手を大切にしていない」という罪悪感を抱きますから、大事なところは聞き逃さないようにしてください。

「ネガティブさ」も才能のうちの1つ

ネガティブな考えが強くなると、どうしても孤独や不安を感じやすくなりますが、ネガティブになること自体は悪いことではないのです。

あなたのその「ネガティブさ」は、同じように孤独や不安でつらい思いをしている人を助けることにつながるかもしれないのです。

つまり、ネガティブな性格でつらいのは、そのネガティブな考えが誰のためにもなっていないと感じてしまうからではないでしょうか。

自分と上手に付き合い、今の自分が人の役に立てることを知れば、自分のネガティブさもまた才能の1つと思えるかもしれませんね。

(浅野寿和)

※画像はイメージです

※この記事は2021年02月24日に公開されたものです

浅野寿和(心理カウンセラー) (心理カウンセラー)

カウンセリングサービス所属・心理カウンセラー・講師

20代に苦難を心理学で乗り越えた経験から、カウンセラーとなった。恋愛・夫婦問題、男性心理分析、家族・職場などの対人関係、自分らしさを取り戻すなどジャンルに多数の実績を持つ。年間400件以上の面談カウンセリングを行う現場主義の実践派。行政の自作対策事業にかかるカウンセリングや外部ビジネスセミナー講師も担当。口癖は「どんなことにも事情があるよね」。ちょっとだけ予約の取りにくい人気カウンセラー。

名古屋を活動のベースに、東京・大阪・福岡&オンライン上で活動中。

心理カウンセラー浅野寿和オフィシャルサイト:https://asanohisao.jp

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