「こちらこそ」の意味は? 使い方や例文・言い換え表現を解説
「こちらこそ」の言い換え表現
「こちらこそ」と同じような意味で、下記のような表現があります。
「むしろ」
「こちらこそ~です」という表現を「むしろ〜」と言い換えて、自分の方こそ感謝または謝罪すべきだったということを伝えることができます。
「むしろ」は、2つを比べてこちらを選ぶ、またはこちらの方が良いという意味の言葉です。
「こちらこそ」と比べると強調の度合いは、同等か少し弱めのニュアンスです。
例文
・自分のおかげで成功したと感謝された時
相手:「今回は、本当にありがとうございました」
自分:「いえいえ。むしろ私の方こそ○○さんに感謝しています」
・迷惑を掛けたとおわびを受けた時
相手:「今回はご迷惑をお掛けして申し訳ございません」
自分:「とんでもないです。むしろ私の方がいろいろとご面倒をお掛けしたと思っております」
「~なのは私の方です」
悪いのは自分、または感謝しているのは自分であると強調することで、「こちらこそ」よりもさらに相手への高い敬意を表すことができます。
例文
・相手からおわびを言われた時
相手:「この度はお約束の期限に遅れてしまい、大変申し訳ありませんでした」
自分:「いえいえ、ご無理を申してご迷惑をお掛けしたのは私の方です。本当に申し訳ありませんでした」
・相手からお礼を言われた時
相手:「急なお願いを聞いていただいて本当に感謝しています」
自分:「とんでもないです。すぐに気付かずご指摘いただいて、お礼を言うべきなのはこちらの方です。ありがとうございました」