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失恋から立ち直る10の方法を心理カウンセラーが解説

高見綾(心理カウンセラー)

失恋から立ち直る方法10個

では、どのようにすれば失恋から立ち直ることができるのでしょうか。おすすめの方法を紹介します。

(1)信頼できる人に話を聞いてもらう

まずは、つらい、悲しい、怒っている、寂しいなど、自分のありのままの気持ちを信頼できる人に話して、ただただ聞いてもらいましょう。それだけでも心がラクになります。あなたを丸ごと優しく受け入れてくれる人に話してみてくださいね。

(2)失恋を受け入れる

「元に戻れるんじゃないか」「これは何かの間違い」というように、心が失恋を受け入れていない時には立ち直りに時間が掛かるようになります。認めるのはつらいことだけれど、失恋したことを受け入れるのは立ち直るために必要です。

(3)後悔を紙に書き出す

心残りがあると引きずってしまうものです。後悔していること、元恋人に言いたくても言えずにがまんしてきたこと、遠慮していたことなどを、思いつくまま紙に書き出してみましょう。文章にすることで客観的になり、心を整理することができます。

(4)「ベストを尽くした」と認める

恋愛は相手の事情もあるので、自分が何をしたとしても避けられなかった問題も出てきます。「自分なりにベストを尽くした。あれ以上はどうにもできなかった」と自分に声を掛けて認めてあげることも立ち直るためには有効です。

(5)周りの人に自分の長所を教えてもらう

失恋すると自信がなくなり、立ち直れなくなることもありますよね。でも一時的に自分の魅力が分からなくなってしまっただけで、失われたわけではありません。

魅力とは、本人にとっては当たり前過ぎて気付かないもの。家族や友達など近しい人からたくさん教えてもらい、自信を取り戻しましょう。

(6)新しいことを1つ取り入れてみる

例えば、髪型を変えてみる、今まで選ばなかった服を着てみる、習い事を始めてみるなど、何か新しいことを1つ、生活の中に取り入れてみましょう。新鮮な気持ちになり、自分の考えを変えるきっかけになることも多いです。

(7)好きなことに集中する

これまで、好きだけど忙しくてやれていなかったことなどを思いっきりやる時間をつくると、その間は元恋人のことを考えずに集中できますし、気分転換になります。仕事が好きであれば、仕事に打ち込んでみるのも良いですね。

(8)元恋人に感謝する

心の中で元恋人を思い浮かべて、感謝を伝えてみましょう。例えば「私が風邪をひいた時に、薬や食べ物を持って駆け付けてくれてありがとう。本当にうれしかったよ」など、できるだけ具体的に言うことがポイントです。

感謝をすることは、罪悪感を解放し傷ついた痛みを癒やすことにつながるので、執着が取れていくはずです。

(9)ポジティブな思いを書きためる

うれしかったことや楽しかったことなど、ささいなことでもOKなのでポジティブな思いをノートに書きためます。できるだけ毎日継続して行うようにすると、心がプラスの方向に向くようになるはずです。

(10)元恋人の幸せを祈る

失恋すると、どうしても自分の痛みばかりを見てしまいます。ハードルが高い方法かもしれませんが、「幸せになってね。自分も幸せになるから」と元恋人の幸せを祈ることができるようになると、優しい気持ちが心にじんわり広がり、立ち直れるようになるでしょう。

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