考えすぎる性格をやめたい。原因と改善法を心理カウンセラーが解説
考えすぎる性格のデメリット
考えすぎるということは、物事を慎重に進められる良い点もあります。
ただ考えすぎる心理には、「恐れ」がベースにあるため、日常生活や人間関係に支障をきたすこともあるのは事実。
ここでは代表的なデメリット5つを見ていきます。
(1)ストレスを抱えやすい
考えすぎる人は不安感やうまくいかない恐れなどネガティブな感情があるケースが多いので、長時間ストレスにさらされている状態になりやすいです。
(2)行動に移せなくなる
何かをしたいと思っても「うまくいかないのでは?」という不安を感じやすく、「うまくいくにはどうしたらいいのか?」→「でもうまくいかないかもしれない」→「じゃあどうしたらうまくいくのか」→「でもうまくいかないかもしれない」というループにはまりがちで、なかなか行動に移せなくなることもあります。
(3)時間を無駄にしてしまいがち
あれこれ考えていても、行動に移せないので、何かを生み出すことも難しいです。考えていた時間に見合った結果が伴わないこともあるでしょう。
(4)ネガティブ思考になりやすい
考えすぎる人の心理のベースには、不安感や恐れがあります。この感情がある場合、考えれば考えるほどネガティブな妄想ばかりが膨らんでしまうものです。
(5)頑固者に見られることも
人の意見を聞いても、「本当にそれが正しいのだろうか?」「本当にそれでいいのか?」とあれこれ考えてしまうこともあるため、周りからは頑固者に見えてしまう可能性もあります。
▶次のページでは、考えすぎることを改善する方法について解説します。