考えすぎる性格をやめたい。原因と改善法を心理カウンセラーが解説
考えすぎる性格になる原因と心理
続いて、ぐるぐると考えすぎてしまう原因と心理を解説します。
(1)全てを理解して納得したい
考えすぎる人は「答えが分からないものまで答えを探す」傾向にあります。全てを理解して納得したいという気持ちが強い人が多いでしょう。
例えば、さっき彼に送ったLINEについて彼はどう思ったか?
それは彼にしか正解は分かりませんよね。でも、とにかく「答え」がほしいので、あれこれ思いを巡らせてしまいます。
(2)不安を解消したい
考えすぎる人の心理には、「恐れ」がベースにあるため、「失敗したらどうしよう」という不安を常に抱えています。
考えれば考えるほど、ますます不安が大きくなって、その不安を解消するための答えを求めてさらに考えすぎてしまうのです。
(3)親からのダメ出しが多かった
子どもの頃、親からのダメ出しが多かった経験がある人は、「どうしたら否定されないか」を考えるようになりがちです。
「これをやっても大丈夫かな?」「これは間違っていないかな?」と、行動する前にあれこれ慎重に考えすぎてしまう癖が付いていることが多いです。
▶次のページでは、考えすぎる性格のデメリットについて解説します。