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セックスでイケない人の割合は? 4つの原因とイキやすくなる方法【医師が解説】

宋美玄(産婦人科医・医学博士)

そもそもイクって何? どんな感覚?

セックスでイケない人にとって、イク感覚は未知数かもしれません。

セックスで「イク」とは、すなわち「オーガズムに達する」ということです。

オーガズムとは性反応の1つで、性的刺激を受けて興奮が高まり、その性的興奮が絶頂に達することをいいます。

イク時の感覚は人それぞれで「電流が走った」という人もいれば「頭が真っ白になった」「おもらしをしたような感覚になった」という人もいるなど、さまざまな感想が見受けられます。

感覚は人それぞれですが、共通して起こる現象もあります。それは性器の収縮です。

オーガズムに達すると、男女ともに性器の小刻みな収縮が起こります。ほんの短時間ですが、男性はペニスが、女性は腟の下部1/3と子宮が、およそ0.8秒間隔で収縮します。

これはペニスの収縮とともに射精された精液を、腟と子宮が収縮することでくまなく吸い取ろうとする動きだと考えられます。セックスの目的はそもそも生殖ですから、それに向けた動きなのでしょう。

その他にも人によっては雄叫びのような声を上げたり、全身のけいれんや発汗、皮膚の紅潮が起きたり、涙がこぼれる、白目をむくといった反応を示すこともあるようです。

しかしながら、全ての女性がセックスの最初からイケるわけではありません。

イクためには経験が重ねることが大切だといわれています。経験を重ねて体験できるようになる人が増えていく、それが女性のオーガズムの特徴です。

▶次のページでは、セックスでイク方法を解説します。

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