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【心理学】仕事が苦痛な理由は? 耐え続けるリスクと7つの対処法

浅野寿和(心理カウンセラー)

仕事が苦痛のまま過ごすと起こること

仕事が苦痛のまま過ごすことには、さまざまなリスクがあります。最も大きなリスクは、自分の幸せを後回しに考え始めることです。

(1)気分が落ち込みやすくなる

苦痛を我慢ばかりしていると、心が疲れてしまいます。そうすると、次第に不安が強まり、それと共に気分の落ち込みも強くなっていきます。ささいなことで傷つきやすくなったり、頑張る意欲も湧かず、ドンヨリとした気分が続く場合もあります。

(2)自分にも他人にも攻撃的になる可能性がある

人は苦痛を感じている時ほど寛容になれず、何事にも攻撃的になりやすいです。ささいなことでも他者を攻撃したいという気持ちに駆られてしまうこともあります。もちろん自分のことも好きになれないので、自身を責めやすくもなります。

(3)自分の幸せを後回しに考え始める

つらい時ほど、何も考えたくないと思いませんか? 苦痛を我慢していると、本当は興味のあること(おしゃれ、恋愛、未来のことなど)に関心を持つ余裕を失い始め、自分の幸せを後回しにしてしまうようになる傾向があります。

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