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ハラスメントの二次被害「セカンドハラスメント」とは? 原因と防止策

宮崎大輔

セカンドハラスメントを受けた時の対処法

最後に、あなたがもしセカンドハラスメントを受けた場合に、どのように対処すればいいのかをお伝えします。

まず何よりも重要なのが、一連の出来事を証拠として残しておくことです。ですので、ハラスメント被害を相談する際の対応が肝になるのです。

例えば、相談窓口に相談する場合は、録音をしておくこと。相談窓口とのやり取りはできるだけメールを用いて証跡を残すことなど後で第三者が見ても判断できる証拠を残しおきましょう。

相談先としては、社労士や総合労働相談コーナーという都道府県ごとの窓口、ハラスメント問題に強い弁護士に相談してみるのもよいでしょう。

特に、セカンドハラスメントに対する意識が希薄な会社とやり取りをする場合は、弁護士のアドバイスが役に立つと思います。

また、厚生労働省が運営する「あかるい職場応援団」という総合情報サイトにハラスメントに関する有益な情報がたくさんありますので、ハラスメントのことについてお悩みの場合は、ぜひ一度確認してみてください。

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