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今の仕事が向いてないのか判断するには? 3つの方法と対策

ぱぴこ

仕事の向き・不向きを判断するには「不向き」の把握が重要

人間は「自分にはこれが向いている!」と思う気持ちは疑いませんが、「向いてない」ことはなかなか受け入れられないものです。真面目な人ほど、「努力が足りない」「ただの逃げなのではないか?」と固定観念で身動きが取れなくなる傾向があります。

そして、「向いていないからやめる」という選択肢を取るのが遅れてしまい、最悪の場合、メンタルダメージを受けかねません。

向いている仕事は「特にストレスなくこなせ、一定以上の成果が出せる」といえますが、逆に不向きな仕事とはどんなものなのでしょうか。

(1)業務がこなせない

大変シンプルです。

業務がこなせないとはどんな状態かというと、例えば契約書の数字を間違えるとか、ファイルを取り違えるなどの「自分で気を付けていて、なんなら見直しもするのになぜか間違える」などの場合は、性格的に向いていない傾向が強いです。

これは、仕事の難易度に関係なく「向いているか、向いてないか」の指標のため多くの人は見落としがちです。

「小学生でもできる計算でしょ!?」という怒られ方をすると「自分はなんて馬鹿なんだ……消えよう……」などと追い詰めて考えてしまいますが、向いてないものは向いてないので、職種変更を考えましょう。

(2)仕事のことを考えると憂鬱になる

できないことはストレスですし、ストレス発生源からは逃げたくなるのが心情です。私も過去、向いてない仕事をしていた時はどうにか楽しい部分を見つけよう、前向きに捉えようと思っていましたが、全然ダメでした。

仕事は嫌だったし、考えたくもないし、「なんでここまでできないの?」と思うと自己肯定感も下がるし、散々。

できないことをやり続けるストレスをどこまで我慢するかは忍耐力の問題になりますが、数カ月単位でその仕事に「面白さ」のかけらも見当たらないのであれば、向いてないのでやめた方が健全です。

それがたとえ世間一般で「良い職場」とされていたとしても、自分にとって「良い職場」ではないなら、その場を離れる選択肢を持ちましょう。

(3)業務はこなせるが、強いストレスを感じる

仕事自体はある一定の評価を得られるため「できる」部類だが、それをやっていても一切楽しくないどころか、ストレスを感じたり、やりたくないと思っている場合も「得意だが不向き」というジャンルになります。

なかなか珍しいことですが、例えば話すこと自体は得意だが、新規の人と会って話すのは苦手なため「新規顧客を獲得する営業職」は向かないが、固定の顧客へのカウンセリング業務ならば向いていた……など。

一部の能力があるが故に苦手かもしれないと感じることが遅れ、本人も「何がそんなにストレスなのかが分からない」という状況になるパターンです。

成果や評価が出ていると周囲も自分も「向いてない」という発想が出てこないため、苦手かもしれないことになかなか気付けないのもこのタイプです。

次ページ:今の仕事が「向いている」と判断した場合の対処法

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