職場でいじめに遭っているかも。いじめに遭いやすい人の特徴と5つの対処法
職場いじめに効果的な対処法
心理学を元に、いじめに遭った時の対処法を5つ解説します。気を付けるべき点も併せて紹介しますので、つらい思いをしている人はぜひ実践してみてください。
(1)上司に相談する
黙って耐えているだけでは、誰にも助けてもらえません。信頼できる上司がいるなら、自ら上司に相談するなどして、周囲に助けを求めましょう。自分だけでは立ち向かう勇気が出なくても、サポートを受けることで状況が改善されることはよくあります。
その他にも、信頼できる先輩がいれば、相談相手は上司以外でも問題ありません。部署を変えてもらうなどさまざまな方法で、転職せずとも今の環境から離れられるように相談してみてください。
(2)はっきり「やめてほしい」と伝える
今後いじめられないようにするには、いじめられやすいキャラクターを卒業する必要があります。そのためには気持ちをはっきり伝える勇気が必要です。
相手にしたくないことを強要された時は、「やめてほしい」「できません」と言い返すのです。すると、案外それ以降強要されなくなることもあります。
また、相手は断られたからと言ってさほど傷ついたりしません。そこであなたを責めたり、より陰湿ないじめをしたりするような相手であれば、第三者に相談し法的な手段を取ることも考えるといいでしょう。
(3)安請け合いしない
頼まれ事をした時に「いいよいいよ」とすぐに快諾する癖がついているなら、すぐに改めましょう。
何か頼まれた時は安請け合いせず、悩んだら「他の作業があるから、上司に優先順位を相談してからでもいい?」と返しましょう。すると、嫌がらせとして作業を依頼している人なら大ごとになるのを恐れて、引き下がることがあるでしょう。
(4)信頼できる同僚を作る
無理に相手に合わせたり従ったりするのは、いじめてくる人以外に親しい人がいないからという可能性もあります。
1人でも信頼できる気心知れた同僚がいれば、「たとえこの人に嫌われても、あの人がいる」と思えて、あなたをいじめる人との関係を断つ勇気が出ます。
ですので、まずは自ら職場の人たちとコミュニケーションを取っていきましょう。そして、信頼できる同僚を作りましょう。
(5)転職する
会社全体の雰囲気が悪かったり、信頼できる同僚も作れそうになかったりしたら、転職して環境を変えることも視野に入れましょう。関係を切るのはいじめから脱却する一番有効な手段です。悪い人間関係はリセットしてください。
ただ、自分がいじめられやすいキャラクターだと新しい職場でもまたいじめられてしまう可能性があります。ですので、転職先では「自分の意見を言う」「無理なことは、はっきり断る」「職場の人と信頼関係を築く」などの言動を心掛けましょう。
黙って耐えるのではなく自分が変わることが重要
「良い人」であろうとするあまり、「都合の良い人」になってしまう人は少なくありません。ですが、そもそも嫌いな人から好かれる必要は無いのです。
いじめられないようにするには、自分が変わるのが一番効果的。支配的な人からいじめられないように、自分の意思と、その意思を伝える勇気を持ち、いじめられやすい人から卒業しましょう。
(秋カヲリ)
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※この記事は2020年11月20日に公開されたものです