お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

会社を早退する理由。職場への伝え方や引継ぎのポイント

ぱぴこ

早退するのは悪いことではない

前提として、「早退すること」はまったく悪いことではありません!

私は「あまりにもモチベーションが保てない場合は、突発的な有給を取ってでも自分のケアをすべき」ということをずっと言い続けている身なので、早退に関しても同じです。

人間は突発的な体調不良や、忌引きなどの事情、または育児における子どもの体調不良を含む家族の事情で「帰らなきゃ」ということは普通に発生します。

これを許さない、許せない職場は回り回って自分に返ってくるので、持続可能な働き方を構築していくのは企業側にも求められる事柄だと思います。

例えば、独身者が子どものいる人に対して「早退が多く、業務を押し付けられている」と感じるようなシチュエーションはよく聞く問題ですが、もしも業務量が偏るのであれば組織構造的な問題です。

私はIT企業勤務なこともあり、リモート可能な男性社員が早退、欠勤で子どもの世話にあたるシーンを何度も見ていますが、得られたのは「安心感」で「不公平感」ではありませんでした。

なぜなら、彼らは遠隔でも(一応)最低限の仕事はできるので、その早退によって業務に著しい影響が出ることもなかったからです。

早退の良し悪しは職場環境によっても異なる

とはいえ、冒頭にも記載したように「理想は理想として、組織が追い付いていない場合」のスムーズな早退対応はあります。

私も、お客さま先に常駐する形で業務を行っていた時は、現在より厳密に勤怠を管理されていました。

前提として、人間は「どうしようもない理由」があると納得しやすいです。

あくまで職場の空気にもよりますが、普段きちんと働いている人の「どうしても体調が悪く、早退させてほしい」という申し出と、そうでない人の「今日は限定品のフィギュアがでるから早退させてほしい」ならどっちを抵抗感なく受け止めるか? というコミュニケーションの問題です。

が、私は先輩の「今日はプレステ3とFF13を予約してるから帰るね」という一言でとても心が強くなりましたので、そういった一定の「ゆるさ」は働く上で意外と重要だよな……とは思います。

次ページ:「早退すべき」なのはどんな時?

SHARE