偏屈とは? 言葉の意味と偏屈な人とうまく付き合う方法
偏屈な人に共通する特徴
では、どのような部分から私たちは「偏屈な人だ」と判断しているのでしょうか? その特徴を紹介します。
(1)人の好意を素直に受け取れない
例えば、周りが「その服、すてきですね!」と話し掛けても、「何? 嫌味なの?」と疑ったりします。お土産を渡せば「お返しに困るから要らないんだよね」とひねくれたことを言ってくることも。
また、本当はうれしくても素直になれないケースも多く、「ありがとう」といった感謝の気持ちを表現することができず、突き放したような態度を取ってしまうこともあるようです。
(2)嫌味が多い
偏屈な人は、攻撃的な態度を取ってしまうことが多いのが特徴です。
例えば、こちらが「風邪大丈夫ですか? 早く治るといいですね」と気遣いのつもりで言ったのに「心配してくれなくても結構です。あなたの仕事が遅いので、私は休んでいる暇が無いんです」などと嫌味を言ってきたりします。
(3)人の話を聞かない
頑固で自分なりのこだわりが強いので、人の話を聞き入れない傾向があります。
仕事で意見の相違があっても、基本的に「自分の考えが正しい」と思っているので、自説を曲げず相手に歩み寄ろうとしないのが特徴です。
(4)見下すような態度を取る
偏屈な人はプライドが高く見栄っ張りです。周りを下に見ているところがあるので、そういった思いが言動に表れてしまいます。
こちらが批判をするつもりではなく、話し合うために意見を述べただけでも「あなたに言われる筋合いは無い」「君より経験が上だから」と言ったりするのです。
(5)協調性が無い
こだわりが強く、自分の考えを押し通すところがあるので、職場などでは自分勝手な行動をしてしまいがちです。
そして、周りから何か指摘されても素直に受け取ることができず「何が悪いの?」という開き直った態度を取り、「ああ言えばこう言う」状態になってしまうのです。